YouTubeやSpotifyなどで再生回数を水増しして、人気があるように見せかける手法があるようです。
しかし、様々な指標から算出される音楽チャートでは、YouTubeの水増し再生回数は全く考慮されていないようです。
YouTubeでは同じアカウントなどでの大量のくり返し再生は再生回数の数字に反映されませんが、そのアルゴリズムをうまく逃れる方法で再生回数水増しをするような工場が存在するそうです。Spotityの場合なら、有料のアカウントを大量に作成して再生するような手法もある用です。
おそらく様々な手法で再生回数の水増しが行われているようですが、そのような水増しによる再生はチャートには反映されないようです。
様々なジャンル、アーティストの再生回数が水増しされていると推定されていますが、K-POPはカテゴリ全体での水増しが行われていると考えている人が多いようです。
BTSのBoy With Loveという楽曲は公開から2ヶ月ほどで再生回数4億回を超えたとしています。
同じくらいの再生回数の楽曲としてSam SmithのDancing With A Strangerは公開から5ヶ月ほどで約3.5億回となっています。
どれも2019年6月25日現在の再生回数。
このYouTubeの公開からの日数、再生回数、評価の数だけでみるとBTSの方が人気がある見えます。
現在の音楽チャートはストリーミングでの再生回数、ラジオのオンエア回数など様々な指標から算出されています。本当に人気があれば、アメリカの主なチャートで上位に入るはずです。
American Top 40 6月22日付
Sam Smith 3位、BTS ランク外
Billboard Hot 100 6月29日付
Sam Smith 12位、BTS ランク外
TOP 40 - June 22, 2019 | American Top 40 With Ryan Seacrest
Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | Billboard
この音楽チャートのランキングをみると、YouTubeのような再生回数を何らかの形で水増しできる物は、チャートの順位にはほとんど反映されていないことがわかります。