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やっと登場インテルの10nm製造第10世代Core採用 DELL XPS 13 2-in-1

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インテルが10nmプロセスで製造する第10世代Coreプロセッサーを搭載するPCが2019年8月より販売になります。

このCPUを搭載した製品として始めて発表されたのはDELLXPS 13 2-in-1。

従来モデルが8世代CoreのCore i7-8500Yなどの2コア4スレッドだったので、今回の製品からは4コア8スレッドへとコア数が倍増。

従来はYシリーズだったのが、Uシリーズになり、TDPが上がり動作周波数も上がっています。

 DELLは前世代と比較し最大2.5倍のパフォーマンス向上としています。

まだ発表されていませんが、Acer Swift 5、HP Envy 13、Lenovo S940なども近いうちに発表されるようですが、薄型軽量製品のスペックが一段階向上します。

第10世代Coreで何が変わるか

CPUの性能が向上するので、基本的なスペックの向上はもちろんですが、Thuderbolt 3への標準的な対応が期待されます。

従来はプレミアムモデルなどに限られていたThuderblot 3ですが、多くの製品で使われるようになると、外付けGPU BOXを使い、普通に性能の高いモバイルパソコンとしても、デスクトップでもGPU BOXを使ってパフォーマンスの高いPCとしても小型の製品が利用出来るようになります。

GPU機能もインテルの11世代GPUを採用することで、4K HDRのビデオ再生のようなことはもちろん、ゲームでのパフォーマンス向上が期待されます。

インテルによるとForniteが動作するとしています。

モバイルパソコンの性能、活用方法が一段階向上することになります。

 DELL XPS 13 2-in-1は厚み7-13mm、紙のA4サイズ(297x210mm)と同等の296x207mm、最小重量は1.32kgです。バッテリーも旧モデルの46Whrから51Whrへと増えているので、バッテリー駆動時間の向上も期待されます。(DELLからの駆動時間の公表はまだ無し)

8月12日まで東京の表参道で行われているDELL Design Laboで展示されています。

dell-ambassador.com