オーストラリアに往復5万円ちょいのLCCで旅してきましたが、現地では現金を一切使いませんでした。
正確に言うとバーでお酒を私が注文した際に、同じグループの日本人が代金として現金を強制的にわたされましたが、この現金も結局使ってません。(使うのを忘れてた)
現地で使ったのはクレジットカードで、そのクレジットカードも非接触のVISA payWave、MasterCard Contactless、AMEX Contactlessが中心です。
シドニーから車で3時間くらいかかる観光地の街角にある現地の人しか使わないような日本なら現金のみみたいな店でも対応できたので、最終的に両替することも、ATM等からお金を引き出すこともしませんでした。
往復5万円ちょいのLCCの旅についてはこちらをご覧下さい。
基本的にクレジットカードの非接触決済で買い物
日本ではようやくクレジットカードのICカード化が始まっているようですが、海外では非接触も普及しています。
非接触決済の場合、カードを読み取り機にタッチするだけで決算が完了します。
ICカードのように読み取り機に差し込んでPINコードを入力する必要はありません。今回の旅行で唯一このPINコードを使ったのがレンタカーの手続き時です。
PINコードが必要になる決済金額があるのでしょうか。
それ以外は前述したバーでの飲み物決済(Cash on deliery)、スーパー、フードコートでの決済など全てをタッチだけで決済できました。
Apple Payも使用可能
日本のiPhoneの、日本で発行されたクレジットカードで対応していればApple Payでの支払いも可能です。
2019年現在、日本でAmerican ExpressとMasterCardをApple Payに登録すると、デバイスアカウントナンバーにiDもしくはQUICPayのデバイスアカウントナンバーが登録されます。
さらにAmerican ExpressとMasterCardのデバイスアカウントナンバーも登録され、現地の決済端末がどちらかに対応していれば、海外でも日本のApple Payで決済できます。
列車やバスも使用可能らしい
シドニーではOpalカードという日本で言うSuicaやPasmoのような交通系非接触式決済サービスがあります。
バスは現金に対応していない物も多く、Opalカードがないと乗れませんが、クレジットカードの非接触決済に対応しているようです。
今回はクレジットカードをなくしたり、Apple Payで戸惑うとややこしいので使いませんでしたが、Opalカードがなくても乗れるのは結構便利そうです。
乗り継いだシンガポール、台湾でもApple Payや非接触決済使用可能
シンガポールは以前からez-Linkという日本のSuicaのようなシステムがあります。今回はシンガポールに立ち寄ることは事前にわかっていたので、以前使ってチャージしてあるez-Linkのカードを持参しましたが、NETSというのも普及して、各種決済に使えるようになっている用です。
ホーカーという屋台街でも使えるようになっており、シンガポールでは一般の小売店でのクレジットカード決済、クレジットカードでの非接触決済、Apple Payに加えて、現金のみっぽいところでの電子マネーもNETSというのを使えば出来そうです。
もちろん台湾でもApple Payは使えるので、今回も活用しました。
NETSはシンガポールだけで使えるシステムですが、次に行くときは活用したいと思います。
電子マネー対応を考える
シドニーの一部の観光地では中国のQRコード決済Alipayを使えるようになっていましたが、あくまでも中国人観光客向けのもののようです。
買い物の様子を見るとほとんどがクレジットカードの非接触決済で行っているし、バスなどに乗ってもOpal Cardを利用するのが当たり前になっていました。
QRコード決済は端末の導入コストが低いとかいろいろ理由はあるんでしょうが、今回の旅行では非接触決済の利便性を存分に味わえました。
日本のSuicaやシンガポールのez-LinkやNETSはその国でしか使えないシステムで、準備やそれぞれがどこでどう使えるのかの知識が必要ですが、クレジットカードは全世界グローバルに利用可能です。
決済の本命はキャンペーンでお得に使えるQRコード決済や、一部の国やサービスでしか使えないサービスではなく、全世界グローバルにそのまま使える非接触のカードやスマートフォンを使った決済であることは確実なことも実感できました。