Google、Microsoft、Amazonなど2要素認証に対応する一般ユーザー向けのサービスが沢山あります。
2要素認証は、SMSを使う物など様々ありますが、現在主流なのが、スマートフォン向けのアプリです。
一般的にQRコードからワンタイムパスワードの生成に必要な特定の情報を読み取り、アプリに登録、認証が必要なときにアプリを立ち上げ、表示された6桁の数字を入力します。
このワンタイムパスワード生成の仕組みはどのサービスでも共通なので、アプリも自由に選ぶことが出来ます。
例えばGoogleアカウントだから、Google Authenticatorを使う必要は無く、他のアプリを使っても問題ありません。
とは言え、センシティブな情報を扱うので、ある程度メジャーな会社が提供しているアプリを使うのが安全でしょう。
また、アプリ自体の機能はそれぞれ異なるので、好みに合わせて必要な機能があるアプリを選びましょう。
認証機能にも差はありますが、特に重要なのが登録したデータのバックアップ機能です。登録した情報をバックアップしていない場合、認証情報が消えてしまうので、アカウントによっては本人ですらログインできなくなってしまう場合があります。
認証アプリの選び方
例えばGoogle、Microsoft、Salesforceというメジャーな会社が提供しているアプリがあります。
この中でバックアップ機能が充実しているのがMicrosoftとSalesforceです。
その中でも、マルチデバイスでのバックアップも簡単にできるのがSalesforce Authenticatorとなります。
Google Authenticatorを利用している人が多いようですが、特殊な環境でしか情報のバックアップが出来ないなど、認証自体の機能以外ほとんど無いので注意が必要です。
ということで、2要素認証(2段階認証)アプリのおすすめはSalesforce Authenticatorです。GoogleはSalesforce本体の買収よりも前に、アプリを買収した方が良いと思います。
2020年5月9日追記
Android版のバージョン5.10で移行に対応しました。