ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

日本でも増えるかも「コールセンター詐欺」「サポート詐欺」

英語圏ではかなり問題になっているコールセンター詐欺、サポート詐欺があります。

英語のWikipediaではテクニカルサポート詐欺という項目になっています。

詐欺の内容は、様々なパターンがありますが、パソコンやスマートフォンに偽の警告画面などを出して、結果的にユーザーに電話をかけさせ、最終的に金品をだまし取るという物です。

電話をかける先は偽のどこかのテクニカルサポートやカスタマーセンター、コールセンターで、英語圏では以前から英語圏の正規のコールセンターがありましたが、最近ではそのノウハウを使ったのか、詐欺専門のコールセンターが存在しているようです。

www.bbc.com

BBCのこの記事ではマイクロソフトとイギリス、インドの警察が連携してコルカタの詐欺業者を摘発したことが書かれています。

日本には言語バリアがありますが、最近はオレオレ詐欺も海外から展開しているように、このようなコールセンター詐欺を海外などで展開する可能性もあります。

もちろん、日本で行われている可能性もありますが、現在実際に日本でもそのような被害がいくつか発生しているようです。

コールセンター、テクニカルサポート詐欺に引っかからないようにするには

突然出てくる驚かせるような偽の広告などにだまされないようにする。

広告や検索などで出てきた電話番号に電話しない。

よくわからないアプリなどをインストールしない。

Googleテクニカルサポート広告を2018年夏から禁止にしているようで、Google広告ではそのような広告の表示はないようです。

検索で出てくる偽のサポート番号は存在しているようで、もしも電話サポートに連絡したい場合は、どこかから突然表示された番号ではなく、公式サイトやマニュアルなどにある正規の電話番号に連絡してください。