アメリカで開催される開発者向けカンファレンスに参加するには、普通にアメリカへの海外旅行を個人でする必要があります。
アメリカへの海外旅行に最低限必要になるのが、パスポートとESTAの事前登録、クレジットカードです。
クレジットカードはお金を一切使わない、現地でホテルに泊まらないで野宿するとかだったら無くてもいいですが、ホテルでのデポジットとしても使うので実質必須です。(ないと宿泊させないホテルもあります)
パスポートもクレジットカードも新規作成は数週間かかるので、出発の1ヶ月前には用意しておきましょう。
パスポートは持っている場合でも有効期限に注意しましょう。アメリカの場合、入国時に有効期限が3ヶ月以上残っている必要があり、無い場合は現地についても入国審査で追い返される場合があります。そもそも、出発できない可能性もあります。
さらに、ESTAという事前に入国審査をするようなシステムに登録する必要があります。
最低限必要なことはこれだけです。
アメリカに行く際に最低限事前準備しておくこと
有効期限が3ヶ月以上あるパスポート
ESTAの事前登録
クレジットカード
最低限準備しておくこと補足
パスポートの取得は戸籍謄本が必要になるので、本籍と離れたところに住んでいる場合、発行に時間がかかります。余裕を持って発行しましょう。
ESTAはdhs.orgが行っているのが本物で、ネットで調べると割高な代行業者もたくさんあるので注意しましょう。
クレジットカードはVISAかMasterが確実。American Expressも基本的に問題なくて、JCBはアメリカではDiscoverマークがあれば使えます。
磁気だけでなくICカードだと確実で、コンタクトレス機能がついているのが便利です。MasterかAmexは日本のiPhoneのApple Payに登録できて、アメリカでもそのまま使えます。
アメリカでの現金
アメリカはチップ文化がありますが、このような短期間の旅行では基本的に現金でのチップは不要です。
ホテルのピローチップも不要としている人も多いので、払わなくても払っても大して変わりません。
現金でのチップの出番があるかもしれないのは、ホテルや移動の車等で荷物を預かってもらったときとかでしょうか。
各種支払いはクレジットカードでできるし、レストランではクレジットカード支払い時に15%程度のチップを加えて払えます。
もしもどうしても不安で用意しておきたいなら、チップ用として1ドル札10枚、5ドル札2枚くらいで指定した合計20ドルを日本の空港で両替しておくといいと思います。
100ドル札は一般の商店では嫌われます。どうしても現地での支払いように高額現金を用意しておきたいなら、20ドル札で用意しておく方が使い勝手が良いです。
それよりもクレジットカードを複数枚準備して、普段使う財布とは別にして保存しておいた方が、もしもカードが止められたり財布無くしたときに焦らないでよいです。
最近の銀行のデビットカードは海外でお金下ろす機能に対応している物もあります。そんなカードを持っていれば、どうしても現金が必要になったときはそれで現地のATMで直接お金を下ろせば良いです。
アメリカでの通信事情
アメリカの携帯電話キャリアは、AT&TとVerizonが電波事情も含めて2強で、次いでT-Mobile、Sprintと続きます。電波事情はAT&TとVerizonが現地で最強ですが、それでも地下や奥まったところ、山の中などは日本と比べてかなり悪いです。それよりも悪いのがT-Mobileでさらに悪いのがSprintです。
MVNOも沢山ありますが、もしも現地でプリペイド契約をするならT-Mobileが一番簡単です。その次にAT&Tです。
最近は空港でプリペイドのSIMカードが販売されるようになりましたが、街中の携帯電話屋さんで買うのが確実です。一番有名な電器屋のBestBuyでも買えますが、T-MobileやAT&Tのお店で買うと確実です。ネットでも買えるしGoogle Fiというのもあります。
もちろん、この辺のSIMカードを使うにはunlocked(SIMフリーは日本語です)なスマートフォンが必要です。
ホテル
現地ではホテルに宿泊するのが基本になると思いますが、AirBnBなども普通に使えます。
ホテルではチェックイン時にクレジットカードをデポジットとして登録しますので、持って行くのを忘れたりすると最悪泊まれないかも知れません。
空港からホテルの移動も自力で何とかしなければいけないので、頑張って何とかしてください。
日本では当たり前にある歯ブラシとかは基本的にないです。シャンプーとかタオルはありますが、バスタブがなかったり、日本の常識が通じないところがあるので注意しましょう。
おいてる水が有料のこともあります。
その他もろもろ
レストランでお酒頼むときはパスポートを持って行きましょう。若めに見えるアジア人は大抵年齢確認されます。
お店でお酒を買うときも身分証明書を持って行きましょう。現地では車の免許証にバーコードがついていてそれで処理していますが、日本人はそれが使えないので、現地で頑張ってください。
お店でクレジットカード使うときも身分証明書を要求されることがあります。
お店を出るときにレシートの確認をする事もあります。
お店ではミネラルウォーターではない水道水が普通に売ってます。DasaniとかAquafinaは水道水です。
レストランでは量は多めに出てくるのが普通です。残した物を持ち帰るのも普通で食べ残したラーメンを持ち帰ってる人も多いです。例えば夜食べに行って、残ったのを持って帰って、朝食べるみたいなのもよくあります。
アメリカは日本といろいろ違います。
もしも現金を用意して結局使わなかったし、今後も使わない場合、帰りの空港の売店で現金で足りない分をクレジットカードで払うと現金がなくなります。
サンフランシスコで有名なチョコレートはGhirardelliです。See'sはロサンゼルス。GODIVAはアメリカ製のが売ってます。