ラスベガスのコンベンションセンターの地下にトンネルを掘って、移動の問題を解消させようとする工事が行われているようです。
Excavation is complete for the first of two tunnels that will comprise Elon Musk’s innovative underground transportation system beneath the LVCC campus. The project is scheduled to debut in January 2021. pic.twitter.com/CwpxEWDXYc
— LVCVA (@LVCVA) February 14, 2020
2020年2月14日にトンネルの1つが開通し、2021年1月からこのトンネルが使えるようになるそうです。
ということは、2021年1月に行われるCES 2021から便利になるような感じがありますが、どのくらい便利になるのでしょうか。
まずはどのようなルートでトンネルが掘られているのでしょうか。
https://press.lvcva.com/News-Releases/lvcva-and-elon-musk-s-the-boring-company-collaborating-for-future-of-transportation-in-las-vegas/s/ef4db4ea-f604-4028-be6d-feb1017376df によると、西側にあった従来は駐車場(Gold Lot)だったスペースに新しいホールが作られますが、サウスホールの一番端からセントラルやノースホール、新しいホールに移動するには便利そうなルートで、トンネル工事が行われているようです。
上がプランで、今回の工事では下のルートになっているようです。
現在のCESはLVCC(ラスベガスコンベンションセンター)に収まらないので、ストリップ周辺のホテルのホールなども使って行われています。参加者にとって、LVCCからThe Venetian、Sans Expoなどへの移動に苦労しています。
そもそも宿泊しているホテルからLVCCへの移動もかなり苦労します。
その辺がどうなるのかが気になるところです。
今回の工事では、このようなLVCCから直接ストリップ等の中心街への移動が簡単になるわけでは無さそうです。そのかわり、ストリップの真ん中を走るLas Vegas Blvdには行きやすくなるので、ストリップを走るバスなどでの移動は簡単になるかも知れません。
新ホールのオープンで、ストリップ周辺のホテルで行われていた展示やイベント等がどうなるのか気になるところですが、2021年時点ではそれほど便利にはならない可能性が高いです。
ストリップなどのホテルからLVCCへの移動が便利になるのは、さらに先の話のようです。
将来はダウンタウンからストリップを通り空港までも繋ぐ計画もあるので、これが順調にいけば、何年か後には移動の問題もかなり解消されるのかも知れません。