ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

オフィス用高級ヘッドセット Jabra Evolve2 30 の使い心地

ここ数年ノートパソコンのトレンドの1つにテレワーク用に高性能なスピーカー、高性能なマイクを搭載するというのがあります。

これは2020年のコロナウイルスから始まった物ではなく数年前から一部の機種で採用されていた機能で、たまたまタイミングが良かった製品は2020年にこの機能が特に注目されました。

実際の所、このあたりの機能は、小さな会議室のハドルルームや、音を出したり喋ったりしても問題ない環境ならいいですが、いつでもどこでもこの機能だけで完結できるわけではないです。

テレワークでは結局なんらかのヘッドセットは必要

一般のオフィス、家庭、外出先などどこでもいいですが、テレビ会議などで使う場合は、何らかのヘッドセットとノートパソコン等を使うのが基本になります。

安いマイク付きのヘッドホンでも良いし、高級なゲーミングヘッドセットでも良いですが、1時間程度の会議でも、ある程度使い勝手が良いヘッドホンを使うのがおすすめです。

最近はワイヤレス接続の完全分離型ヘッドホンも人気ですが、会議などで確実に使うなら、バッテリー駆動時間を気にしないでもよいケーブル接続のタイプを用意しておくのが確実でしょう。

その上で、使い勝手の良いヘッドホンを選びたいところですが、何が良いのかは好みの問題などもあり簡単ではないです。

一般的には音質の良さを重視する傾向にあるかも知れませんが、会議などでの使用では、ある程度の音質はもちろんとして、それ以外の機能にも注目しましょう。

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Jabra Evolve2 30を使ってみた

テレワーク向けのヘッドホン

個人的に重要だと思うのは、長時間使っても耳に負担がないヘッドホンです。

ヘッドホンが耳を押さえつける強さ、耳に接触する部分の柔らかさ。音量調整、マイクミュートなどの機能。ケーブルの接続のしやすさなど多岐にわたります。

ヘッドセットしては比較的高級な部類ながら、モデルによりますが1万円前後で購入できるJabraのEvolve2 30をしばらく使ってみました。

www.jabra.jp

これはケーブル接続のヘッドセットで、USB端子に接続することで利用出来ます。

接続先によって通常サイズのUSB AかType-Cのモデルがあり、利用しやすい端子に対応した物を選べます。

ステレオとモノラルも選べ、モノラルなら片耳だけを塞ぐ形になります。

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Jabra Evolve2 30 耳にあたる部分がやさしい

その耳を塞ぐ部分は柔らかい素材が使われており、耳を挟む圧力も微妙なところで調整されており、ちょっとした会議で数時間使っても、耳が痛くなるようなことはありません。

さらに、大きめのヘッドホンなどを使うと、どうしても中で汗をかいてしまうようなこともありますが、サイズが最小限に抑えられていることもあるのか、ヘッドホンを外すと若干湿っているというようなこともないです。(多分、季節や個人差もあると思いますが)

音質は会議用なら特に問題ないですし、ちょっとした音楽なども個人的には悪くは無いなと言う印象があります。

便利なのがミュート機能で、ヘッドホンについているボリュームボタンなどにくわえて、ミュートボタンもありますが、さらにヘッドホンの先にあるマイクの角度を変えればミュートになるのも便利でしょう。

自分が喋るときだけマイクの角度を変更すれば、ミュートの外し忘れ、ミュートし忘れで不用意発言が会議中に相手に伝わってしまうこともありません。

快適にテレワーク、テレビ会議を行いたいなら、少し良いヘッドホンの利用は必須です。