多くの展示会がオンライン化し1年以上経ちますが、まだまだリアル展示会の雰囲気、活気が感じられません。要するにやっぱりリアル展示会の方が良かったなという事です。
そんな中でもCEATECは事前イベント含めていろいろな取り組みをしているので、比較的充実しているような気もしますが、それでもやっぱりリアル展示会の方が行った感含めて充実しているような気がしないでもないです。
各社、情報の公開方法はそれぞれ異なり、何が良いのかのベストプラクティスもあと何回かやれば集まるような気がします。(多分その前にリアル展示に戻るのでしょう)
そんな中で、いくつかの企業の展示内容を見ていると、最近流行のIoT関連、電気自動車関連、5G関連などなど今流行の最新技術も多いですが、今後確実に重要になりそうな技術について公開している企業もありました。
その中のテーマの1つが量子コンピュータ関連です。
この会社がこんな事を発表しているなら他社はどうだろうと、その場で検索すれば各社の内容が簡単にわかるのはオンラインならではの利点です。
もちろんCEATECに出展している所に限られてしまいますが、
対量子計算機暗号・量子暗号
量子暗号通信
量子情報通信
量子アニーリングマシン
ケンブリッジ・クオンタム
TKET(量子コンピュータ用SDK)、EUMEN(量子化学計算アプリケーション)、Ironbridge(耐量子暗号向けSaaS)、Lambeq(量子自然言語処理用ツールキット)
物理暗号トランシーバ:TU Cipher-0
といった企業や組織等が量子コンピュータ関連の様々な技術の発表、応用製品等を紹介しているのがわかります。
1つの分野に注目すると、簡単に各社の情報がわかるのがオンラインの利点でしょう。
簡単に同一分野の内容を比較できるので、出展していないと何もやっていないようにも見えるし、情報の提供方法によっては、発表内容だけで善し悪しが誤解されてしまうかも知れません。