昨今のプラスチック問題は、プラスチックの使用量自体を削減するという根本が忘れ去られ、別の方向に向かっている物もあります。
例えば、ブラジルでジャングルを伐採したところで育てたトウモロコシからつくったポリエチレンがレジ袋の原料に使われていればよいという謎の制度とか。
各社株価対策等で環境問題に取り組んでいますが、レノボは製品に使うポリカーボネートで再生材の利用を積極的に始めているようです。
先ず始めに2021年に出荷されたThinkPadで使用するACアダプタの外装用の樹脂に、CDなどから再生したソニーセミコンダクタソリューションズ製の難燃ポリカーボネートSORPLASを使い始めているそうです。
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レノボのThinkPadでの再生プラスチック利用 | NotebookPC.jp
今後はスピーカー、バッテリーパックなど様々な部材に活用するそうですが、グローバルで大量に使われる製品への再生素材の利用が本当に環境に良いのかは、今後もウォッチしていきたいと思います。