
先日アイルランドのダブリンへ旅行に行きました。
日本からアイルランドに行くには直行便がないので、ヨーロッパ経由か中東などを経由するのが一般的です。一般的な経由地としては、ヘルシンキ、アムステルダム、パリ、ロンドン、イスタンブール、カタール、ドバイなどがあります。
私の場合、いろいろあって、何かあっても便が沢山出ているロンドン経由がいいのではと思って、ブリティッシュエアウェイズの便に乗って行きました。
すると、行きの便自体がいろいろあった事もありますが、ダブリンに着くと、荷物がヒースローに置いたままになっています。

空港で受け取れなかった荷物は、いろいろあったものの最終的に本人到着の翌日夜に受け取れました。
帰りの便はスケジュール的に何も問題なかったため、普通に羽田で受け取れるのかと思っていたら、ヒースローに置き去りにされたのだと言われました。行きでロストして帰りでもロスト。
つまり、飛行機旅行の往復で荷物がロストバゲッジになったということです。
ロストバゲッジにあう確率
Geminiに調べさせたところ、ロストバゲッジはSITA(国際航空情報通信機構)の2024年の報告によれば1,000人あたりおよそ7.6個程度あるそうです。つまり約0.76%の確率です。
多めに見ても100回乗って1回あるかないかで、私のそこまで多くない年に数回程度の海外旅行経験で荷物が届かなかったことはありません。
そんなことが無い用に、混乱の元になる荷物のタグ、バーコードなどは到着したらすぐにカバンから剥がすことにしています。このタグから様々な情報がとれるので、電車の中、街中でそのまま貼り付けている人はどうかしていると思っていますが、変なバーコードが着いたままなのが荷物がなくなる主な原因だと思っています。今回の原因は違ったようですが。
なお、今回往復でそれぞれ荷物がなくなりましたが、その確率は0.005776% となります。約17,300回往復旅行をして1回あるかないかの経験になります。週1回旅行した場合でも300年以上かかります。
さらにこれをGeminiにジャンボ宝くじの当選確率で比較させると、3等100万円と2等1,000万円の当選確率となるそうです。こんな珍しい経験をしてもまだ1等ではないというのもすごいですね。
二度と無いことを願いたいです。
AirTagとTileの機能差
ここから本題です。
私は預入荷物にはAppleのAirTagとTileの両方を入れています。ロストバゲッジ対策はもちろん、誰かに持って行かれる対策でもあります。
以前アメリカで、遠くの方で多分私のが流れてきているのに、老夫婦が自分のと間違えて取っていたことがありました。その状況を見ていたので、タグを見て間違ってるよといって対応できましたが、そのままほっといたら荷物持って行かれるところでした。
実際に持って行かれた場合を含めて、位置情報タグは何かあった時用に便利な物だと思います。
飛行機旅行で位置情報タグが便利なのは、間違えて持って行かれた時用の位置探索、空港のどこにあるのかの確認、バゲッジクレームで流れているかなどの確認が多数の荷物から探さないでいいことです。
そして、今回の様なロストバゲッジ時に、配送される際に現時点でどこに配送されているかがほぼリアルタイムでわかることです。
ここで問題なのはトラッカー市場の主要な2社のサービスでAppleのAirTagとTileのどちらがいいかということです。
例えば貴重品の位置情報にはAirTagはUWBがあり、部屋の中で忘れ物をした際などには非常に役立ちます。一方で、大まかな位置情報を知りたい場合はUWBは特に使わないので、その機能が無いTileやAirTag互換の位置情報トラッカーでも問題ありません。
ちなみにこれらの位置情報にはGPSは使用していません。
どちらがより精度がいいかは、どちらがよりユーザーが多いかという点につきます。
AppleのAirTagはiPhoneなどApple製品のユーザーが多い地域で圧倒的で、別途Tile自体を持っていて、Tileのアプリを入れている状態の人がいなければいけないのに比べると圧倒的に少ないです。
単純なタグ自体の販売数世界シェアだとApple AirTagが7割近くで、それ以外のTileとSamsungのSmartTagが分け合っているような感じでしょうか。それでもTileは先行者として長年の根強いユーザーがいるわけで、荷物の位置が見つかる確率は特に世界規模で見ると悪くはないです。
例えば日本だけで見た場合、AppleのAirTagの方が圧倒しています。特に人の多い都会では無く人通りが少なくなる住宅街などではほとんどわからなくなることが多いです。
一方でTileは特に日本以外では、日本よりも位置情報を頻繁に取得できているという印象があります。
この点だけで考えると、先進国を中心にiPhoneユーザーが多い地域だけで使うならAirTagの方が良さそうですが、Tileには捨てがたい機能があります。
有料機能になりますがロケーションヒストリー機能です。

AirTagにはストーカー防止のためにつけない機能のようですが、Tileのロケーションヒストリー機能を使うと、何時どこから移動したのかの概要がわかります。これは遠くにある荷物がいつどう移動したのかがわかるため、どの便に積み込まれたのか、いつどう配送されているのかがわかります。
ここまでをまとめると
AppleのAirTagは日本や先進国を中心にユーザーが多く、位置情報はほぼ確実に取得できる。
Tileも位置情報自体は取得できるが人が少ない場所では厳しい物の、ロケーションヒストリー機能が便利。
AirTagとTileのどちらがいいか
結論から言うと、iPhoneユーザーの場合はAirTagとTileの両方を預入荷物に入れておくのがいいです。
今回の経験上で、空港での位置情報の検出はAirTagとTileの両方で、ヒースロー、ダブリン、羽田で大差ありません。街中での検出精度も、世界各国で多少異なりますが、そこまで違いは無いです。
大きな差があったのは日本での移動中の位置検出で、ダブリンでは大差なかった位置情報が、Tileはヤマト運輸の経由地で止まり続けていたり、日本国内での位置情報がわかりにくいです。特に都心などの人口密集地を離れるとその傾向があります。
AppleのAirTagでもいいでしょうが、UWB機能はあまり必要ないでしょうから、AirTag互換のより安い物とTileの両方をカバンに入れて、その上でTileの有料機能でロケーションヒストリー機能を有効にするのがベストと思います。
とりあえずザックリとした現在地だけを知ればよい場合は、安いAirTag互換タグだけを入れておくだけでも全然違います。


