GoogleのPixelシリーズは、日本市場をかなり重視していて、かなり頑張った為替設定の日本での販売価格になっています。
2025年に発売されたPixel 10シリーズは、実際の為替が1ドル149円程度だった頃に、1ドル145円程度の日本での販売価格が設定されていました。
他の都市に比べて2025年の価格設定はそこまで攻めた物ではありませんでしたが、2026年はかなり攻めた価格設定になっています。

Pixel 11シリーズの本来の価格設定
Pixel 11シリーズはメモリ価格の高騰などの影響を受けて、アメリカでの販売価格が基本的に上がっています。各モデルおおよそ100ドル前後上がっていて、それだけをみると日本なら1.5万円は上がってもおかしくありません。
しかし、Googleが最も売りたいPixel 11 Proは価格を据え置いた、256GB版 US$1099、512GB版 US$1219、1TB版 US$1449となっています。
それ以外のモデルはおおむね100ドル上がっています。例えば 256GBモデルのPixel 10 Pro XLはUS$1199でしたが、Pixel 11 Pro XLはUS$1299。
Pixel 10はストレージの設定が128GB(US$799)と256GB(US$899)でしたが、256GB(US$899)、512GB(US$1019)になりました。
Pixel 11 Pro Foldも100ドル上がっています。
日本での価格設定とストレージ
今回のモデルで注目なのは、Pixel 11 ProとPixel 11 Pro XLにストレージ1TBモデルが登場したことです。従来、アメリカ等で販売されていた1TBモデルですが、日本でも投入されました。
価格は、アメリカでの100ドル値上がり、為替が10円程度円高になっているので、元が1500ドルの製品なら、日本では税抜で225,000円、税込で247,500円。値上がりと為替を考慮すると税抜 256,000円、税込281,600円になり、3万円近い値上がりになってもおかしくありません。
しかし、価格据置のPixel 11 Proシリーズは、為替の影響なしに日本価格も据え置き。
Pixel 11 Pro XL 256GBモデルの1199ドルから、100ドル上がって1299ドルになったPixel 11 Pro XLは通常の為替で考えます。
Pixel 10 Pro XL 256GBモデルは、1ドル149円程度だった2025年8月は196,500円程度が単純な為替を反映した価格になります。Pixel 11 Pro 256GBモデルは100ドル上がったので、227,200円程度になるのが通常です。つまり3万円価格が上がるのが通常です。
しかし、実際の日本での価格は256GB版のPixel 10 Pro XLが192,900円にたいして、Pixel 11 Pro XLは207,800円へと、1.5万円しか上がっていません。
元の価格が高いPixel Pro Foldの方が値上がり幅は上がるはずなのに、実際には1.24万円市価上がっていません。
256GBのPixel 10とPixel 11で比較すると、US$899だったPixel 10は143,900円で、100ドル上がってUS$999になったPixel 11は136,800円で値下がりしています。
Pixel 11シリーズの攻めた価格設定
価格設定は、製品のコストなどから決まりますが、競合製品の動向、マーケティング戦略などで大きく変わります。
日本なら1,000円ではなく980円にして安く見せようとするようなもので、単純なコストの何割かの利益を上乗せした価格にするのではなく、さまざまな調整後の価格になります。
国際的に販売される製品で、特定の地域で販売に注力したい場合、価格をかなり押さえて設定するような事もよくあります。
GoogleのPixelシリーズは、販売当初から日本でかなり攻めた価格戦略をしていますが、2026年の製品もかなり攻めています。
Pixel 11シリーズは全体的にかなり攻めていて、本来の為替より15円程度円高の1ドル145円程度価格設定になっています。
中でも攻めているのはPixel 11 Pro Foldで1ドル135円程度。Pixel 11で1ドル139円程度の価格設定です。
どうしても価格が高くなる折りたたみ式のPixel 11 Pro Foldの価格を抑え、最も低価格のPixel 11の価格をより安く見せるような戦略でしょうか。
それでいて、最も売りたいPixel 11 Proは価格据置で割高感を感じさせない。
日本市場にかなり注力している事はわかる
もともと、アメリカでの価格設定はコストを正確に積み上げた適正な価格ではないので、何を持って適切な価格なのかなどはわかりません。しかし、日本ではかなり注力しています。
価格は頑張っていますが、肝心の性能はどうでしょうか。
Googleが主に注力しているのはクラウドを介したAI関連機能です。この製品だからこそできる機能がそこまで多くないというのが、発売時点の印象です。









