ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

サービスを利用出来なくすることでWindows 7は実質殺される説

特に日本人が大好きなWindows 7のメインストリームサポートは2015年1月に終了しています。延長サポート期限は2020年1月1日に終了します。

延長サポート期限は2020年まで使えるので、あと3年半くらい使えると思っている人も多いと思います。

OSとしては、セキュリティ対応も継続されるのでとりあえず使えます。

セキュリティだけで言えば、今後、未知の脆弱性が発見された場合の危険度は高いです。OS自体がもう古いのでゼロディ攻撃等があった場合、Windows 10に比べると被害は大きいでしょう。

その辺はともかく、メインストリームサポートが終了しているので、OS自体に新しい機能は一切追加されません。

アプリ等の対応も古い物は対応されなくなり、新しい物へ集中されるため、今後は縮小される傾向にあるでしょう。

とりあえず2016年6月にあるのが、Windows Live Mail 2012です。

Windows 7では、メーラーとして使っている人も少なくないWindows Live Mail 2012はOutlook.comでのサポートが2016年6月で終了します。

使用してるメールサービスにもよりますが、HotmailOutlook、Liveのメールを使っている人はこのメーラーから移行しなければ、メールの送受信が出来ません。

マイクロソフトが提供しているサービスを、マイクロソフトが提供しているソフトで利用出来なくなると言うことです。

今後、こんな例が徐々に増えてくると思います。

最終的にはOffice 365がWindows 7で使えなくなるのだと思います。

これはマイクロソフトの場合ですが、他社が提供するソフトも2020年に近づき、世界的なシェアが下がれば提供が終わるソフトも増えてくるでしょう。

最終的にサポートが継続されるのはセキュリティ系アプリだけになります。