ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

YouTubeでスマホ用に正しく縦位置動画を全画面再生させる

YouTubeの動画はスマートフォンの縦位置表示に対応しています。これに対応したのは2016年頃からです。

縦位置で正しく設定された動画をアップロードすれば、縦位置で再生出来るデバイスでは全画面での再生が可能です。

正しくない動画をアップロードすると横長の動画として認識され、左右が黒く表示されます。

例えばこのビデオは正しく処理された動画で、YouTubeのアプリで全画面表示すれば画面一杯に表示可能です。

https://youtu.be/EGk42fu7H9k

youtu.be

自分で作ったデータが正しく処理されない場合、こちらの動画を確認して、自分の動画との違いを確認して、修正した上で動画を出力してください。

今回の例でYouTubeにアップロードしたオリジナル動画ファイルへのリンク

https://1drv.ms/f/s!ArbANshYgCNg-nzhPoz2OspiqwLT

例えばフルHDで出力する際、解像度は1920x1080ではなく、1080x1920で出力する必要があります。

横が1080、縦が1920です。この設定方法は処理ソフトによって異なります。

直接キャプチャした物の場合、縦横が正しく処理されていないと、YouTubeでは縦動画と認識しないこともあります。

確実に縦動画にしたい場合は、確実に縦位置にした状態で動画編集ソフトで出力してください。

 

 

スマートスピーカーを今買っておくべき理由

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日本でもスマートスピーカーがいくつか出てきていますが、この分野に少しでも興味ある方はすぐに買うべきです。

Google HomeやAmazon Echoは、スマートスピーカーとかAIスピーカーなどと呼ばれていますが、クラウドにあるAIにつながるスピーカーなので「スマートスピーカー」という名称がより正確だと思います。

同じような分野でスマートスピーカーがなくても利用出来るのが、Googleの音声検索やGoogleアシスタント、AppleのSiri、MicrosoftのCortanaですが、パソコンやタブレットスマートフォンで使うこれらとは違い、単独のデバイスとして使えることが重要な意味をもちます。

スマートスピーカーは、初期設定をすれば、しゃべれる人なら誰でもAIによる様々な恩恵を受けられます。

現時点でスマートフォンから多少の設定は必要ですが、基本的にややこしい設定は必要なく声だけで使えるのが特徴のデバイスです。

まだまだ成長途中のサービスであり、Amazon Echoが2年ほどで英語圏で急成長したように、今後数年でさらに急速に進化していくことになるでしょう。

これを実体験として確認するにはスマートスピーカー自体がなければ話になりません。

パソコンがあればインターネットが使えるからスマートフォンは不要ではなく、スマートフォンは手に持って使える唐子その様々な使い方が出来ます。これと同様に、スマートスピーカーならではの機能も続々と登場するでしょう。

スマートスピーカーやAIの進化を体験できる

Google Homeの場合、質問されたことに答えられない場合は「お役に立てそうにありません」と返してきますが、今後数年でこのような返答はどんどんなくなっていくことになるでしょう。

例えばニュースを知りたいと思った場合、昔なら新聞を購入したり、配達された物などを取りに行き、開いて読むという作業が必要でした。ラジオやテレビではニュースが流れるまで待つ必要がありました。

インターネットの時代では、ニュースサイトを開けばいつでもニュースはわかりましたが、デバイスを操作する必要がありました。

スマートスピーカーでは「(Ok Google)今日のニュースは」と話しかけるだけで、最新のニュースを知ることが出来ます。

キーボードやマウスを操作して、ニュースサイトを開いたり、画面からニュースアプリを探してタップするなどの操作の必要もなく、人に聞くのと同じように自然に最新のニュースを得られるようになります。

スマートスピーカーを使えば、このように人間として自然な操作で、AIを活用した様々なサービスを利用出来るようになります。

まだ出来ない事も多いですが、スマートフォンが数年で急速に進化したような、進化の過程も含めて新しいサービスを体験するには、購入して使ってみなければ話になりません。

新サービスを開発する

youtu.be

Amazon EchoのAIはAlexa、Google HomeのAIはGoogleアシスタントですが、それぞれAlexa Skills Set、Action on GoogleというAIを使ったアプリのようなサービスを作れるプラットフォームが用意されています。

AIを使った音声によるサービスでどのようにマネタイズするのかという問題もありますが、インターネットやスマートフォンがそうだったように、まずはサービスありきです。

早い内に便利で楽しいサービスを提供できれば、スマートスピーカーによる新しいAI音声サービス市場で有利な立場になることが出来るでしょう。

これからはAIやIoTに関連した市場は伸びることが予想されており、その入口となるデバイスがスマートスピーカーであり、これで何が出来るのかを知るためには実際に使い、サービスの試作をすることが重要です。

スマートスピーカーの今後

音声による自然な操作は、使ってみれば便利なことを実感できるので、多くの方が活用するようになるのは確実でしょう。

スマートスピーカー自体がどうなるかはともかく、このような事が出来るデバイスも各機器に取り込まれるようになるかも知れません。そうなったら、単独のスマートスピーカーはなく、スマートスピーカーの機能を内蔵した製品が一般的になるのかも知れません。

そうであっても、音声によるAIの操作が廃れることはないでしょう。

少なくとも、スマートスピーカーは今後注目のデバイスカテゴリになる事は確実です。

 

 

東芝のパソコン事業撤退報道のソースを調べる

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東芝は2017年第2四半期決算説明会を2017年11月9日開催しました。

その席上で、パソコン・映像事業は撤退含めた検討をしている事が報道されています。

www.yomiuri.co.jp

www.nikkei.com

実際にどのようなことが決算説明会で語られたのかを確認します。

www.toshiba.co.jp

2017年11月9日の夜現在、アナリスト向け説明会の音声が公開されています。

その中の、パソコン・映像事業の説明を確認すると。

パソコンや映像事業は営業ロスを出さない体制を構築中で

「パソコン、映像ともすくなくとも(営業損益)ゼロ以上はキープできるような体質にする、あるいは当社の事業から切り離していく、そういったことを鋭意すすめているところでございます」

ということが語られています。

youtu.be

つまり、撤退を検討しているのではなく、営業損益を(マイナスから)ゼロに出来ないなら、東芝本体からの切り離しも含めて検討しているという方が正しいと思われます。

これは投資家向け説明会なので、メディア向け説明会の内容も公開されたらニュアンスの違いを調べる予定です。

ただ、東芝は各種事業を順次切り離しており、スケールメリットが重要なパソコンや映像事業は今後どうなるかわからないのは確かでしょう。

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インテルのCPUとAMDのRadeon GPUが融合

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インテルが2017年11月にAMDGPUを搭載する第8世代コアプロセッサーを提供することを発表しました。
これを採用する製品は2018年第1四半期に登場します。

ライバル同士の2社の製品が融合する製品が登場するというかなりスゴイニュースです。

www.youtube.com

インテルAMDGPUを搭載するニュースがいかにすごい事か

基本的な知識としてCPUはパソコンの頭脳、GPUは絵を描くための頭脳。

CPUが高機能なら計算が速く、GPUが高機能ならスゴイ絵が表示できると考えると分かりやすいと思います。

インテルのCPUにもインテルのIrisなどのGPUを搭載していますが、最新のAAAと言われている最新のスゴイゲーム用途では性能が足りないのが実情です。
そこで、ゲームやVR用途で十分な性能を実現するためにパソコンメーカーはAMDNVIDIAなどのGPUを別途搭載する必要がありました。

これにはCPUなどと別の部品として、AMDRadeonNVIDIAGeForceGPUを別途パソコンに取り付ける必要があります。

つまり部品が増えるので、小型軽量のパソコンを作る事が出来ません。

CPUに高性能なGPUが搭載されればCPUを取り付けるだけで、高性能なGPUも手に入ることになります。

インテルからCPUを搭載すればAMDGPUもついてくるし、小型の製品も作りやすいということになります。

問題は、AMDはCPUも販売しており、高性能なCPUに高性能なGPUという組み合わせはAMD自身が提供できるということです。

AMDインテルGPUを提供すると、CPUとしてライバル会社の競争力が上がってしまう事になります。

それを乗り越えて、インテルAMDが協力関係を結びます。

https://newsroom.intel.com/editorials/new-intel-core-processor-combine-high-performance-cpu-discrete-graphics-sleek-thin-devices/

AMD Delivers Semi-Custom Graphics Chip For New Intel Processor

youtu.be

インテルAMDの協力関係の背景に何があるか

インテルが強いパソコン市場の成長はほぼ止まっています。

つまり、主に先進国での古いパソコンの買い換え用途では売れているが、それ以上の広がりがないということです。

これを打開するためには、薄型軽量のタブレットのようなパソコン(2-in-1)でもゲームを始めとした用途で十分な性能を持つ製品が必要と判断したのでしょう。

インテルGPU性能は年々スゴイ勢いで上がっていますが、AMDなどのGPUに追いつくにはまだ何年かかかります。自社の製品の性能を上げるよりも、ライバル関係にあるAMDGPUを採用するのが早いと判断したのでしょう。

さらにEMIBという新しい接続方式、新しいビデオメモリのEBM2を採用した今までにないカテゴリを提供できる製品の提供となったのでしょう。

AMDは今後Ryzen Mobileを提供しますが、今回のようなハイエンド製品とはカテゴリがかぶりません。

ハイエンドモデルでインテルGPUに内蔵されていた方が、NVIDIAGeForceの採用も防げる事もあるかも知れません。

もう一つのGPU供給会社NVIDIAはどうなる

NVIDIAはパソコン用のGPUとしてGeFroceなどを提供しています。

特にノートなどのパソコン用GPUとしてはNVIDIAは厳しくなりそうですが、デスクトップパソコン用、自動車や、ディープラーニング用途、クラウドは急速に伸びており、直近では大きな影響は受けないでしょう。

将来的にノート用のハイエンドGPUインテルAMDの採用を続けた場合、NVIDIAのノート用GeForceがどうなるかはわかりません。

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