スマートフォンや携帯電話にSMS(他の呼び方にショートメール、Cメール、TEXTなど)が送られてくることがあります。
特に重要なSMSにGoogleやFacebookなどのインターネットサービスにログインする際の本人確認用コードの送信があります。
このようなSMSはその時によって送信先が異なります。
GoogleからならGoogleという送信者名だったり、外国の電話番号だったりします。
Googleの場合、2017年11月から国内のSMS配信サービスを利用するようになったようです。
Googleから送られてくるメッセージの送信元は「03-4405-8846」「050-5830-9271」「070-1448-8907」「070-1448-7485」「070-3320-3350」「1(202)455-8888」など様々です。
03-4405-8846などからのSMSは危険か
例えば、Googleでログインなどのアクションを起こした直後にコードの入力画面になり、03-4405-8846などからコードを知らせるSMSが届いた場合、何の問題もありません。安全なメッセージです。
そのコードはGoogleが送っている物なので、入力しないとその先に進めません。
何の関係もない時にSMSが届いた場合は危険
ただし、自分でログインなどの操作をしていないときにSMSが届いた場合は危険です。
例えばGoogleへのログイン操作の直後に03-4405-8846から送られてきた場合はGoogleからのSMSですが、それ以外の時に03-4405-8846から届いたとしてもそれがGoogleからの物とは限りません。
SMSは配信サービスを使って送信される
SMSはSMSを配信するサービスを使って送信されています。
このため、送信元の電話番号はその配信サービスが使っている電話番号です。
この電話番号を使ってどこのメッセージが届くかはわかりません。
ヤマト運輸がAmazonの商品を届けてくれるように、Amazonの商品は配送会社が届けてくれますが、SMSも配信会社が送っている物なのです。
ヤマト運輸は様々な荷物を届けてくれるようにSMS配信会社から届くメッセージもどこから何が届くかわかりません。
単に電話番号だけで発信者を判断してはいけません。自分の行動と内容からそのメッセージがどこから来た物かを判断する必要があります。
電話番号を検索すると危ないと出てきた場合
同じ電話番号から怪しい業者が迷惑SMSを送る場合もありますし、内容は問題のない単なる営業メッセージを迷惑と感じる方もいます。
また、有名企業が使う電話番号を偽装してSMSを送信する場合もあります。
発信者番号通知(Caller ID)は偽装することが出来ます。
このため、単純に電話番号だけで判断するのは危険です。
届いた内容と自分の行動から判断しましょう。
もしも関係ないときに届いた場合
単に誰かが間違えて電話番号を登録しただけかも知れませんし、本当の詐欺のメッセージかも知れません。
少しでも不審な物は、リンク先があったり、連絡先が書いてあっても一切反応せず削除してしまいましょう。
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