アメリカを中心としたシェア自動車のZipcarを使うのには、車の鍵となるZipcardが必須です。これを受け取れば、いつでも1時間あたり1,000円程度でアメリカでシェア自動車を利用出来るようになります。
もちろん、近くにZipcarが用意されている必要があるなど、注意点はいくつもありますが、実際にどのようなところにZipcarは置いてあるのでしょうか。
Zipcarはどこで使える
Zipcarは全米各地で展開しています。アメリカでは車が無いと実質生活が出来ませんが、サンフランシスコ、ニューヨークのような公共交通機関が便利な地域では車を持っていない人も少なくないです。
そのような地域ではZipcarはかなり充実しています。それ以外では大学も重点地域となっているようです。
しかし、例えば土日のような車を利用したい方が多い日は、予約するのがかなり厳しいようです。
スタンフォード大学での日曜日の夕方はこのような感じで、すべてが貸し出されている状態です。
このような場所で使うには事前に予約しておくことが必要になりそうです。
ビジネス街の場合はまた別の注意点が必要になります。
アプリから、近所にあるらしいZipcarの駐車場に行っても、どこに車があるのかが土地勘がないと難しいです。
例えば、このように表示されていたりして、地図で近くまで行ったとしても、ここに示されている駐車場を探す必要があります。土地勘がないとそれを探すまでに時間がかかる場合もあります。
地下の駐車場の場合、その駐車場にどこから入るのかから探さなければなりません。
なんとか場所を見つけて乗ろうと思っても、サンフランシスコの場合はアメリカにしてはかなり狭い駐車場に配置されていることがあります。
荷物を持っていたら、とりあえず車を先に出してというような事が必要になりそうな狭い駐車場に止まっていたら、運転に慣れていないと不安かも知れません。
シェアカーとしてZipcarは使えば便利そうですが、日本人の加入のハードルの高さ、実際の利用環境を考えると、すべてが素晴らしいわけでもないと思います。
Zipcar以外にもいろいろ
ZipcarはZipcarが用意した車を、ユーザーが借りるというビジネスモデルのシェアリングサービスです。前述しているように、日本人が利用するにはハードルが高い部分もあります。
単純に車をシェアするという事では、Getaroundというサービスもあります。
こちらは、自分の車を誰かにシェアしたり、誰かの車を利用出来たりするサービスです。
このように、カーシェアはアメリカで様々なサービスが続々と登場しています。
近いうちにアメリカに在住しない方が便利なサービスが出てくるでしょうし、Zipcarにこだわらずその時に便利なサービスを渡り歩いていくのが良さそうです。
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