ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

Googleがファーウェイ向けにサポートを止めてもGmailやらYouTubeは使えるでしょう

TechCrunch Japaneseの記事で追記としてファーウェイがこれから販売するスマートフォンは中国国外で、Android OSやGoogle PlayGmailYouTubeなどもアクセスできなくなるとしています。

jp.techcrunch.com

そこで紹介しているロイターの記事がこれ。

www.reuters.com

そのロイターの記事の該当部分はこれだと思われます。

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ロイターの記事

Popular Google apps such as Gmail, YouTube and the Chrome browser that are available through Google’s Play Store will disappear from future Huawei handsets as those services are not covered by the open source license and require a commercial agreement with Google.

Googleの内容なのでMicrosoftのBing翻訳を使います。

GmailYouTubeChrome ブラウザなど、google Play ストアから利用可能な人気の高い Google アプリは、これらのサービスはオープンソースライセンスの対象外であり、Google との商業的な契約が必要なため、将来の Huawei 社の携帯電話からは見えなくなります。

要するに、Google Playが利用出来なくなるので、そこで提供されるアプリが利用出来なくなるというだけの内容と思います。

GmailYouTubeWebブラウザから利用出来るので、仮に将来のファーウェイのスマートフォンAndroidでなくなったとしても、Androidだけどいわゆる中華タブレットみたいになって単にGoogle Playが使えなくなるだけだとしても、GmailやらYouTubeなどのブラウザベースで利用出来る各種サービスはそのまま利用出来ると考えるのが通常と思います。

将来どうなるのかはわかりませんが、この関連の各種報道で一部認識違いの内容が出回る可能性が高いので注意しましょう。

本当にそうなった場合、ファーウェイ製品自体日本で販売されなくなると思うので、そのような心配自体が不要かも知れません。

この辺のゴタゴタは最終的に、ファーウェイの製品を(今問題あるのか知らないけど)安心して使えるセキュリティ状態になって、中国でもGoogleのサービスも問題なく使える状態に収まったりすると個人的に嬉しいです。

Imou ネットワークカメラ レビュー

自宅の防犯や、ペットの様子を確認するような家庭向け監視カメラは各社から発売されています。様々な製品の中で、どこの製品を選べば良いか悩むところですが、今回、監視カメラメーカーとして世界第2位のDahua Technology(ダーファ・テクノロジー)社のコンシューマーブランドImouのネットワークカメラ3製品が株式会社ASK TRADINGを通して日本で販売開始されました。

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今回発売されるのは最も手軽な Cue 1080p、カメラの向きを左右や上下方向に遠隔で操作できるパンチルト対応のRanger 1080p、防水で屋外への設置にも対応できる Bulletの3モデルです。

それぞれWi-Fiで一般的な2.4GHz帯に対応し、iOSAndroid向けに提供されるアプリから簡単に機器の登録、利用が可能なネットワークカメラです。
世界第2位の監視カメラメーカーの製品ということもあり、アプリの使い勝手も良く、誰にでも簡単に使えるネットワークカメラになっているようです。

設定方法や、各製品の使い勝手を確認してみます。

誰でも簡単にできるセットアップ

古いネットワークカメラの設定をした事がある方は、この手の製品はセットアップが難しいと思っている方も多いかも知れませんが、Imou製品のセットアップは簡単です。

アプリをスマートフォンにダウンロード
Imouアカウントを作成
カメラの電源を入れる
カメラにあるQRコードをアプリで読み取るかWPSで設定する
QRコードからの場合は、アプリからWi-Fiの設定をする

という流れで設定が完了します。

難しいルーター等の設定は必要なく、スマートフォンWi-Fiに接続できるスキルがあれば誰でも設定して利用出来る製品です。

カメラをWi-Fiに接続するにはWPSで設定するか、QRコードをアプリで読み取るという操作をします。
WPSで設定する場合は、他の製品と操作方法は同じです。

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QRコードで設定する場合、機器の裏などにあるQRコードスマートフォンで読み取る

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スマートフォンから出る音でカメラのWi-Fi設定を行える

QRコードでの設定は、画面の指示に従い、Wi-Fi情報を入力すると、スマートフォンから鳥の鳴き声の様な音が鳴ります。
この音が鳴り終わるとWi-Fi設定が完了するという流れです。

この初期設定で必要になるのは、Imouアカウントの作成と、WPSの設定か、Wi-FiSSIDと暗号化キー(パスワード)の入力だけです。この最低限の設定は、スマートフォンWi-Fiに接続するくらいのスキルがあれば誰でも可能で、数分以内に完了します。
ほとんどの方が悩むことなく、自宅などにネットワークカメラを設置し、外出先から簡単に確認できるようになるでしょう。

製品によってはネットワークの接続設定、Wi-Fiルーターの設定等、難しい設定や操作が必要になる物もあります。
Imouの製品は、スマートフォンWi-Fiに接続するのと同等の操作をするだけで簡単に設定可能なので、設定等が難しそうと思っている方でも問題なく導入できるでしょう。

カメラはImouアカウントと連携します。
複数のカメラの操作や、別のデバイスでの使用もImouアカウントを通してアプリから簡単に出来るようになっています。

複数カメラの登録や使用もアプリから簡単に操作できます。
アプリからカメラを追加し、アプリ内に並んでいるカメラを選択するだけです。
スマートフォンを買い替えるような場合も、新しい機種でImouアカウントにログインするだけで引き続きネットワークカメラを利用出来ます。
家族でカメラの画像を共有するような事も可能で、それぞれのアカウントを作成し、機器共有をします。
これらの設定もアプリ上から簡単に可能です。

今回発表された製品は、利用目的ごとに機能が異なりますが、主に室内利用か、屋外利用か、カメラの向きを遠隔操作できるパンチルト機能の有無で選ぶ事になります。
各カメラの詳細を見てみましょう。

Cue 1080p

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Cue 1080pで撮影しiPhoneでライブ試聴しているときのキャプチャ画面

Cue 1080pは今回発表された中で、サイズもデザインも最もシンプルなネットワークカメラです。
ACアダプタも同梱されています。また、カメラ側の電源端子はmicroUSB端子になっており、一般的なスマートフォン向けの充電コードからも試しましたが、問題なく動作しました。

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microUSBの電源端子と、WPS兼リセットボタンがあるだけのシンプルなデザイン

本体のデザインは非常にシンプルで、一見するとカメラとはわからないかも知れません。ボタン類もシンプルで、あるのはWPS兼リセットボタンだけで、電源ボタンもなく、電源コードを接続するだけで利用出来ます。
カメラの角度も調整できますが、115°(H)、62°(V)、137°(D)で超広角なので、部屋の角に設置すれば全域をほぼ網羅できると思います。
Wi-Fiに対応しているので、電源コードさえ届けばどこにでも設置出来ます。
ひっくり返して天井に取り付けるような設置方法にも対応しています。

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カメラの角度調整も可能

一度設定すれば部屋の中で位置を移動させた場合も、電源に繋ぐだけで自動的に使えるようになります。

microSDカードスロットもあります。ここにカードを入れておけば録画データの保存が可能です。

見た目はシンプルですが、ネットワークカメラとしての基本的な機能は全て搭載されています。ネットワークカメラを始めて使う場合などにはちょうど良い機種です。

Ranger 1080p

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Ranger 1080pで撮影しiPhoneでライブ試聴しているときのキャプチャ画面

Ranger 1080pはカメラの向きをアプリから遠隔操作できます。左右方向に動かすパンはもちろん、上下方向のチルトも出来るので、部屋の中を天井も含めて隅々まで確認できるネットワークカメラです。
今回同時に発売されているカメラの中で画角は少し狭い89°(H)、48°(V)、108°(D)です。一般的な広角に分類される範囲で撮影できます。カメラの向きを上下左右に動かせば、部屋の隅々を確認可能です。
他の製品はカメラの向きが固定されるので、設置位置を事前に検討する必要がありますが、こちらはどこにおいても、カメラを動かせるので、どの方向でも確認可能です。

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microUSBの電源端子とWPS兼リセットボタンがあるだけのシンプルなデザイン

ACアダプタは同梱されている物を使用します。また、カメラ側の電源端子はmicroUSB端子での給電なので、一般的なスマートフォン向けのUSB電源アダプタとUSBコードでも問題なく利用可能でした。

Bullet

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Bulletで撮影しiPhoneでライブ試聴しているときのキャプチャ画面

Bulletは今回の3モデルの中で唯一屋外でも利用可能で、Wi-Fiに加えて有線LANにも対応する防水仕様の製品です。
IP67の防水防塵仕様で、駐車場などの屋外の監視に向いています。
筐体も金属製でしっかりしており、長期間の屋外での使用でも問題無さそうです。

壁に取り付けるように設計されており、設置には壁に取り付け用のネジ穴を開ける必要があります。

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壁への設置後にもカメラの角度調整が可能

電源ケーブルや有線LANケーブルは壁に穴を開ければケーブルを壁の中を通せるようになっています。穴が開けられない場合は横からも出せるようにもなっています。
電源は通常の100V電源用のACアダプタが同梱されています。
屋外対応という事で、Wi-Fiは 2x2 MIMO対応で通信距離は100mまで対応します。

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リセットボタンやmicroSDカードスロットはネジを開けた蓋の中にある

microSDカードスロットも搭載し、内部への録画データの記録も可能です。
他のカメラは動体検知のみ自動録画しますが、唯一連続録画モードも搭載しています。

画角は112°(H)、60°(V)、132°(D)で超広角になっており、かなり広い範囲まで1台で撮影できます。

カメラの画質は日中も夜間も問題なし

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スマートフォンの画面を直接キャプチャした画像。ぬいぐるみの質感もよくわかる。

各カメラの解像度はフルHDに対応し、隅々まで綺麗に表示可能です。
試しにテレビに向けて、アプリの画面からテレビを鑑賞してみましたが、家でテレビの方を向いて視聴しているかのような感覚で、スマートフォンの画面上で、テレビを問題なく楽しめるくらいの画質と音質でした。
画質と音質は非常に高く、細かな場所の確認も問題ないでしょう。

この画質は、日中や明るい部屋の中での物で、監視カメラ用途では、薄暗いところでの性能も気になります。
カメラは周囲の明るさを検知し、日中や照明がある明るい場合には通常のカメラ、夜や照明のない暗い部屋の中では、自動的にカメラが暗視カメラのモードに切り替わります。

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真っ暗な室内を、暗視カメラモードで撮影しているiPhone画面のキャプチャ画像

暗視カメラのモードは、内蔵するIR LEDから目に見えない赤外線が照射され、深夜などの真っ暗な状態でも状況を確認できます。

肉眼では何も見えないような真っ暗闇で、通常のカメラでは何も写らないような状況でも人の姿などを問題なく撮影できます。

使い勝手の良いアプリ

 

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アプリの設定画面。わかりやすいメニューで簡単に設定可能。

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動体検知の範囲を実際の画面から指定できる。

動体検知機能が用意されています。
不審者の侵入があった場合に状況を自動録画し、スマートフォンに通知することが出来ます。
この機能は、曜日や時間帯を指定したり、検知する部分を指定したり除外する事も可能です。
普段家にいる時間帯は除外し、外出時のみ有効に設定すれば、外出時に何かあったときだけ自動録画し、スマートフォンに通知するようなことが簡単にできます。

検知感度は5段階に設定可能で、外出時だけ検出するように曜日や時間帯の選択、床で動くロボット掃除機やペットなどの位置を検出範囲から排除する事も可能です。
検知感度中間で試すと、画面の極一部だけが動いた状態を確実に検出しています。

スピーカー搭載モデルは通知で不審者を検知したら、遠隔操作でスマートフォンから不審者を声で威嚇することも可能です。

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1画面に4つのカメラを同時表示可能

アプリは1画面に複数のカメラの画像を4つまで同時に表示することも可能です。
複数のカメラを登録している場合にスマートフォン1台だけで各カメラの画像を同時に確認できます。

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各カメラに用意されている録画データ保存用のmicroSDカードスロット

各カメラにはmicroSDカードスロットがあります。動体検知したときの自動録画データなどの撮影データはカード内に保存出来ます。
記録されたデータは遠隔操作でも、何日の何時頃のデータを再生するかを選んで再生可能です。
これに加えて別途有料になりますが、クラウドに保存することも可能なオプションが用意されています。

クラウドへの録画データの保存も可能

録画データはmicroSDカードに保存出来ますが、カメラやmicroSDカードを盗まれたり、破壊されると録画データを確認できません。クラウドに保存しておけばカメラに問題があっても録画データはクラウド上にあるので確実に確認出来ます。
何かあったときの備えにカメラを設置するのなら、録画データも万が一に備えてクラウドに保存しておくのが良さそうです。
クラウドに録画したデータもアプリから簡単に確認できます。ネットワークカメラは各社から販売されていますが、リアルタイムの画像、カメラ内に保存した画像、クラウドに保存した画像を簡単に遠隔操作で確認出来るクラウドサービスが用意されているのもImou製品の特徴です。
万が一に備えるならリアルタイムや、カメラ内録画データだけでなく、クラウドサービスに加入して、データ自体も守るのが確実です。

料金は過去3日分なら月額1.99ドル(約220円)、1週間分なら月額2.99ドル(約330円)、1ヶ月なら6.99ドル(約780円)。1年プランはさらに安くなります。
支払いはPayPalやクレジットカードで行えます。
30日間の無料お試しも用意されています。安心を買うという意味で試しにお試しで使って様子を見てから必要なプランを選べるのもいいですね。

Imouのアプリは、iPhoneAndroid向けが用意されています。一般的な環境では問題なく利用可能で、このアプリを使えば、世界中どこにいても、いつでも自宅などの状況が確認できるようになります。
さらに、Windows用アプリ、パソコンのWebブラウザにも対応しているので、パソコンから確認したい場合にも利用可能です。

誰でも簡単に使えるネットワークカメラ

Imouのネットワークカメラとアプリは、難しい設定もなく、設置も簡単、一般的なスマートフォンでいつでもどこでもライブ画像の確認が可能です。動体検知した録画データも簡単に確認可能です。
肉眼では全く見えない深夜でも撮影できるなど、ネットワークカメラとして一般的に必要な機能はあり、オプションにはなりますが、クラウドへのデータ保存も可能で機能面での不足はありません。
面倒な設定をせずにお手軽に使いたいが、機能が足りないのは困るという用途に答えるコストパフォーマンスの高いネットワークカメラです。

imou.jp

世界最軽量ではなく使い勝手を重視したNEC LAVIE Pro Mobile

薄型軽量のノートパソコンとしては、世界最軽量競争、世界最薄競争が一部にあるようです。NECが投入した薄型軽量製品はそんな世界最軽量ではなく、使い勝手を重視した製品となっている用です。

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NEC LAVIE Pro Mobile

2019年5月に発売されるLAVIE Pro Mobileは約837gの重量というけっこう軽い重量で、約20時間駆動するバッテリー。必要十分なインターフェースを搭載して、普段利用では問題ない剛性も確保しています。

youtu.be

日本のパソコンでの約20時間駆動というのは、JEITA測定方法でザックリその半分程度の実駆動時間になるので約10時間程度利用可能と考えられます。

使い方によりますが、朝9時からだと、夜7時くらいまで利用出来る計算になって、普通に使うなら十分でしょう。USB Type-Cでの給電にも対応(仕様には「15W以上供給可能な機器であれば、本体に充電できます」と書いてある)できます。

この製品で個人的にイマイチ理解出来ていないのが、Web会議、一人で利用する場合などのシーンに合わせた音場設定が出来る機能。

複数人で使う場合は、周りにいる人に声がよく聞こえるように、一人で使う場合は前方向だけに音がよく聞こえるという機能で、実際のデモを見てもその機能が機能していることはわかりますが、なぜこんなことが出来るのかが個人的にイマイチ理解出来ていません。

人間の声の周波数をDSPを使って、パソコン本体とスピーカーをうまく調整して出力するとこんなことが出来るそうです。要するに状況に合わせて音をよく聞こえるようにする機能で、普通に活用すればいいのですが、それを実現している技術の説明を聞いても、なんで音が聞こえる向きをソフトウェアでコントロールできるのか不思議です。

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それ以外の部分では、薄型筐体なのにキーボードのタッチ感も良く、タッチパッド部分は左右ボタンがなく、タッチパッドが大きなタイプでジェスチャー操作なども使いやすい。

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HDMIや通常サイズのUSBコネクタもあるのでこのあたりの機能を使うのに変換コネクタなど不要な点もいいです。

店頭販売モデルではSSDは512GBまで、メモリも8GBまでなところが残念なところですが、カスタマイズモデルではSSDの最大は1TB、メモリは16GBを選べます。個人的にはストレージ容量はもっと大きいのも選べるようにして欲しいですが、一般的にはこのくらいで十分なのでしょう。

薄型、軽量競争はそんなのを追求しているところでやってもらうとして、多分本当に喜ばれるのは使い勝手面を強化した今回の様な新製品でしょうから、各機種がこんな感じで使いやすい製品の方向に行ってもらうと、単なる数値競争にならなそうなので個人的には嬉しいです。

nec-lavie.jp

今時のWi-Fi対応プリンターの選び方

今までのプリンターは、家庭や事務所で有線LANに接続したパソコンから使う事が多かったと思います。

今ではパソコンなんか使ってない家庭も増え、使うのはもっぱらスマートフォン

会社では働き方改革だなんだで、従来型の仕事スタイルからの脱却が求められ、有線LANで机に縛られたパソコンではなく、2-in-1だとかの場所を選ばずに利用出来るパソコンを使って、どこでも仕事が出来る状態にするのが流行っているとかなんとか。

プリンターもそんな新しい使い方に対応しているようです。

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NEC MultiWriter 5350

NECのA4モノクロレーザープリンター「MultiWriter 5350」は無線LANに対応し、スマートフォンやパソコンとのダイレクト接続も出来る今時の使い方に対応する製品として発表されました。

主に業務用の用途を想定されていますが、Wi-Fiルーターなどを使わず直接スマートフォンなどから接続してプリンターから出力できるのはシェアオフィスなどの複数人が利用する環境のサービスとしてプリンターを設置するのに便利に使えるかも知れません。

プリンター自体の機能としては1,200dpiで1分に40ページの印刷が出来るということで、大量の資料もすぐにプリント可能です。

従来機(MultiWriter 5300)よりサイズも約10%小型化し、約36.9リットルで設置サイズにも配慮されています。

Wi-Fi機能に対応した今時の使い方に対応する、小型で高速なレーザープリンターということになります。

jpn.nec.com

レーザープリンターの選び方

レーザープリンターインクジェットプリンターよりもノズルクリーニングの無駄なインク消費が無いことなどから、コストパフォーマンスに優れるとかあります。今回のMultiWriter 5350のようなモノクロレーザープリンターの場合、書類のプリントに特化している製品です。

モノクロなのでカラーの印刷は出来ませんが、一般的な書類だけでなく、伝票のように日常的に印刷するような用途に向いています。

レーザープリンターは低価格な物から高級な物まで、様々な製品がありますが、価格の違いはA4とA3の違いだけでなく、印刷速度と解像度、耐久性等の差に直接つながります。

家庭でたまに印刷するような環境では安い製品でも問題ないかも知れません。前述したような業務用で使うような環境では、ある程度の性能の物を選んでおいた方が最終的なコストパフォーマンスに優れます。

その上で、Wi-Fi機能の有無などの最近の環境に合わせた機能があるかを基準に選ぶと良さそうですね。

日本電気 A4対応カラーレーザプリンタ MultiWriter 5750C PR-L5750C

日本電気 A4対応カラーレーザプリンタ MultiWriter 5750C PR-L5750C

 
日本電気 A4カラーページ(LED)プリンタ MultiWriter 5600C PR-L5600C

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日本電気 モノクロレーザプリンタ MultiWriter 8250 PR-L8250

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