ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

迷惑メールが届くからと警察に相談する人

メールアドレスを長年使用していると、迷惑メールが届くようになります。

迷惑メールが届く一番の原因は、どこかで登録したメールアドレスが迷惑メール業者に伝わることです。それ以外にも、迷惑メールを送る業者が、適当なメールアドレス宛てに総当たりでメールを送ることもあるため、メールアドレス自体をどこにも登録していなくても、届くことはあり得ます。

そんな迷惑メールが届くからと、警察に相談する方がいるようです。

もちろん、個人がストーカーのように大量のメールを送ってくるとか、何らかの犯罪に結びつくようなメールが届いている場合は警察に相談する方法もありますが、通常の迷惑メールレベルで警察に相談されてしまうと、警察の方も大変ですね。

最近は、各メールサービス自体が迷惑メールを自動的に振り分けたりして、迷惑メールを見ること自体を防ぐ仕組みを用意していますので、気にする必要すら無くなっています。しかし、迷惑メールに振り分けられても、それ自体が届いているからと警察に相談してしまうそうです。

おそらく、こんな方は、迷惑メールの最後についている、

メールの配信を止める場合はここをクリックしてください。

みたいな文面を真に受けて、クリックしてそうです。この場合、クリックしてしまうと、そのメールアドレスが使われていて、迷惑メールをわざわざ読むような人リストに入って、より巧妙な迷惑メールが届くことになるかと思います。

迷惑メールの対処方法は、

届いても何もしない。
使っているメールソフト側で迷惑メールに分類できるボタンがあれば、そのボタンを押す。

です。

多少届く程度なら、家にダイレクトメールやチラシが届いているのと同じなので、逆に迷惑になるので、警察への相談も控えましょう。