ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

MacBook発売直前 USB 3.1とType-Cについて

アップルの薄型軽量パソコンMacBookが2015年4月10日から発売になります。

この製品で技術的に注目な点はいくつかありますが、今後のパソコンやIT関連業界として注目なのはなんと言ってもUSB 3.1とType-Cポートでしょう。

この規格は当然ながら業界標準規格ですが、採用の実質第1号の機種がMacBookとなるので、他機種や周辺機器と組み合わせた利便性の高さという、恩恵は当分受けられません。

USB 3.1はともかく、Type-Cポートは、スマートフォン等に使われている現在一般的な小型のmicro USBよりも便利なポートになるのは確実でしょう。他のポート等に比べた利点を簡単に言えば、ポート自体に裏表が無いので、どっち向きにも刺せるようになり、様々な機器での充電がより便利になります。

さらに、USB 3.1での通信速度も高速化すると言ったいくつかの利点もあり、2016年頃になるとかなりの機種での採用が見込まれています。

しかし、今後ちょこちょこと対応機器が出てくるでしょうが、いつ頃主流になるかまではまだわからないくらいにしか当分は出てこないようです。

いくつか話を聞きますと、ケーブルや、ちょっとした周辺機器自体はUSB 3.1やType-Cへの対応は比較的早そうですが、電源関係等も含めた利便性が向上が本格化するのは、2016年頃になりそうな気配です。

ということで、これを搭載するMacBookは初めの一機種目と言うことで、今後は確実に便利なるでしょうが、Type-C等の恩恵は当面受けられません。とりあえずは、新機種と言うことでわかりやすい黒や金の機種を使って自慢する事は当然出来ますが、新コネクタの良さをいうのを実感できるようになるのは当分先になりそうです。

もちろん、液晶の解像度やら、新しいタッチパッドとか他にも利点はいくつもあり、USB 3.1やType-C以外にも、MacBook Airを愛用している方にとってはかなり魅力的な新製品である事は間違いありません。

 

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