立ち食いそばに関しては、速くお客をさばく、そば粉の割合、値段とかいろいろな関係で、「立ち食いそば」というジャンルが成立していると思います。
そば自体のうまさも重要ですが、しょっちゅう通うことになるので、関連メニューの充実、最近ではそば以外のメニューの善し悪しまでも評価されているようです。
特に、都心では名代富士そば、小諸そば、ゆで太郎といった大手以外にも小規模の店や個人店が至る所に存在し、それぞれ争っているようです。
日本橋、東京、銀座近辺も同様ですが、このあたりでなぜか過大評価され続けている店があります。
「そばよし」です。
鰹節問屋直営というのが売りの店で、そば自体はともかく鰹節の削りかすをかける「おかかごはん」に注目が集まっているようです。
このおかかごはんに使用する米ですが、この米がたいしたことありません。少なくとも私が食べた数回での米の味はかなり低評価でした。米自体なのか炊き方なのかはわかりませんが、少なくともこちらには気を遣っていないようです。
個人的には米がある程度しっかりしていないと評価は下げざるを得ません。
多少味が悪い米でも、味を付けてしまうと米の味は分からなくなります。おかかと醤油をかけてしまっているので米自体のまずさに気づく人はいないでしょう。多くの方はダマされていると思いますが、おかかごはんの味はたいしたことありません。
どこでも食べられる味です。
ここでしか食べられないメニューがあるそば屋の方が行く価値があるでしょう。
そんな店が「よもだそば」です。
よもだそばは看板に、「自家製麺とインドカレーの店」とあります。
そばは立ち食いそばとしてはかなり上のレベルにありますが、このインドカレーが他の店では食べられない一品となっています。
カレーだけを食べに来るお客も多いようですが、スパイスの効いたこのカレーは他のカレー店では味わったことのないカレーです。
インド料理屋で出てくるスパイスの効いたカレーを、カレーライス専用に改良してみたといった感じでしょうか。「インドカレー」という看板はインド人でも納得できると思います。
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