自動運転に関して話題になっていますが、多くの方がこう思っていると思います。
綺麗に舗装された道なら走れるけど、道路がボロボロだったり、車線が分からなかったらまともに走れないんだろうと。
ディープラーニングで人間と同等に
それではこちらのNVIDIAによる自動運転車のデモをご覧ください。
2016年2月からディープラーニングを始めた頃の自動運転車は、はっきりって使い物になりませんでした。
それが1ヶ月で3000マイル(約5,000km)を学習すると、普通の道路はもちろん、道路とそれ以外の道がはっきりと分かれている所なら問題なく走っているのが分かります。
10月に行われたGTC Japanではさらに進化していることがわかります。
1時間23分くらいからの動画をご覧ください。
舗装されている道路はもちろん、工事現場、照明のない舗装されていない道路でも問題なく走っていることがわかります。たった数ヶ月のディープラーニングの結果です。
Teslaの自動運転も実用へ
自動運転に積極的なTeslaは、今後出荷する車には自動運転のハードウェアを標準装備することを発表しました。
この動画を見ると分かるように、人間が操作しなくても公道を普通に走れていますし、勝手に駐車場に止めるようなまでやっています。
Teslaは今後自動運転に必要なデータを集めるそうです。NVIDIAのデモで確認出来たように、ディープラーニングでデータが集まれば集まるほど自動運転は進化します。
今後あらゆる道路、気象条件でのデータが集まると、ほとんどすべての環境で自動運転が問題ないレベルになり、人間が運転するよりも安全になるでしょう。
数年以内に、完全自動運転車が公道で走るのは技術的には間違いなさそうです。
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 10/18 号 [自動運転 社会はどう変わるか]
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