ここ数年、海外旅行する際は、現金をどうやって使わないですごすかがテーマになっています。
完全にキャッシュレスでの旅行に成功したのが2019年夏のオーストラリア、主にシドニーでの旅でした。
2019年秋にイギリスのロンドンに行くことがあったので、ここでも現金なしに挑戦してみました。
ロンドンのキャッシュレス事情
ロンドンでのキャッシュレスは基本的にクレジットカード、デビットカードベースの物で、交通機関用のOysterカードもあります。
Apple Payなどのモバイル決済も利用可能です。
中国系のAlipayなどのQRコード決済も一部の店舗で対応しているようですが、中国人観光客が買い物するような店のみでメジャーではないようです。
そもそもキャッシュレスの店も多いようで、道端の屋台みたいな店もキャッシュレスでの買い物に対応、地下鉄のミュージシャンもキャッシュレス対応してました。
パブのような店のキャッシュオンデリバリーの場合でも、ビールを1パイント頼んで、5ポンドくらいをタッチのみのコンタクトレスで払うみたいな感じなので、非常にスムーズにビールなんかを飲みまくれます。
コンタクトレスでのキャッシュレスがメジャー
VISA payWave、Mastercard Contactless、American Express Contactlessのような非接触決済での決済も一般的に使われています。
これが使えるので、Apple PayやGoogle Payにも対応しています。
日本のiPhoneでMastercardやAmexを登録していると、日本人でもスマートフォンをかざしての決済も可能です。
SuicaのようなExpress Transit(エクスプレスカード)には対応していないので、Undergraound(地下鉄)のTransport for London (TfL)などの交通機関を利用する際はFace IDなどで認証する必要があります。
最低料金を設定している店や、コンタクトレスの上限金額
今回初めて知りましたが、コンタクトレスでの決済はイギリスでは基本が30ポンドまでで、それ以上や店などによって対応が分かれるようですが、ほとんどの店ではそれ以上も対応しています。
例えば100ポンド以上の店の場合は、物理的なクレジットカードが必要で、ICカードとPINコードを入れないと決済できないです。
カードをタッチするだけで決済できるので、カードを落としたような場合はこの上限金額があると被害額を少なく出来ますが、注意したいですね。
コンタクトレスで決済していると、クレジットカードを持って行かないでも良いような気がしてきますが、ある程度の金額になると必要なのに、物理的なクレジットカードは必要のようですね。
クレジットカードでの最低決済金額を設定している店もありました。コンビニみたいな店で3ポンドからだったので、キャッシュレスでちょっと飲み物をというような場合には店を選ぶ必要がありそうです。
自動車の道端の駐車変わったところでは、道端に電気自動車の充電がこの写真の場合は1kWhあたり0.22ポンドで出来る充電所みたいなのがありました。コンタクトレスのみ対応しているようです。
TfLで現金を入手
地下鉄などに乗る際に使うOysterカードですが、入手には5ポンドのデポジットが必要で、使わない場合は返却できます。
返却と言ってもカードを使えないようにするような手続きで、この手続きを駅の販売機でやると、現金でデポジットなどが戻ってきます。今回、事情があって1枚目のOysterカードの返却手続きをやったら中途半端な現金が出てきました。
ロンドンの地下鉄やバスもキャッシュレスで乗れます。現金非対応のバスも多く、Oysterカードか、クレジットカードのコンタクトレスで乗れます。
TfLのサイトに自分のクレジットカードやOysterカードを登録すると、ほぼリアルタイムに自分が乗った地下鉄などの料金がわかるようになります。
クレジットカードはリアルタイムにわからない場合が多いので、サイトに登録すると便利ですが、日本人には罠がありました。
日本からはTfLのサイトにログインして利用出来ません。(2019年10月現在)
ロンドンはキャッシュレスで全く問題なし
ロンドンでは基本的に、コンタクトレス対応のクレジットカードがあれば困る事は無いでしょう。Apple Payを活用している場合はほとんどの日常的な買い物でカード自体を出す必要も無いと思います。
ロンドンでしたい100のこと 大好きな街を暮らすように楽しむ旅
- 作者: あぶそる~とロンドン,江國まゆ,ネモ・ロバーツ
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2018/07/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る