日本でも2020年4月7日の政府による緊急事態宣言で本格的にテレワーク(Work at Home)の必要性が高まりました。日本でも先進的なIT企業では1ヶ月以上実施しており、欧米の一般的な企業も3月頃から行われています。
そんなテレワークでは、昭和な社内の意識改革や業務ルール、セキュリティポリシー等の改善はもちろんですが、様々な設備等も必要になります。
インターネット回線
インターネット回線は必須です。
スマートフォンがあれば出来る場合もあるので、職種によってはスマートフォンとその回線だけで出来るかも知れませんが、一般的にはパソコン(もしくはそれと同等の事が出来るタブレット)とインターネット回線は必要です。
1日数回のメール送受信やファイル送信だけで業務が完結するような場合は、パソコンをスマートフォンの回線に繋げば何とかなるかも知れませんが、毎日のようにテレビ会議があったり、ファイルのやりとり等も頻繁に行うような用途では自宅でのしっかりしたインターネット回線は必須です。
まともなパソコン
業務に使うパソコンはセキュリティ設定を行った、まともに動作する物が必須です。
家族と共用しているパソコンを使わざるを得ない環境の場合、家族と共用しているアカウントでそのままログインして使わず、仕事専用のアカウントでログインして使いましょう。
セキュリティ設定がよくわからないような場合も多いと思いますが、最低限のセキュリティソフトを常に更新した環境、OSも最新版へのアップデートを欠かさないようにしましょう。
その上で、使い勝手の良いキーボードとマウス等があればよく、パソコンの画面は大きくて複数あった方が便利です。パソコンの性能自体も高ければ高い方が良いです。
ヘッドセット
テレビ会議がある場合、ヘッドセットがあると便利です。
1日中付けて仕事をするような状況でなければ、数千円の安物でも良いですし、スマートフォンに付属しているマイク付きヘッドフォンでも十分です。
Webカメラは一般的なノートパソコンについている物で十分です。
1人でこもれる部屋
特にテレビ会議がある様な場合で家族と同居している場合、テレビ会議中に子どもが邪魔してきたり、鳴き声が聞こえてくるようなこともあるでしょう。
初めは微笑ましい光景に見えるかも知れませんが、回を重ねる毎にそんな状況にイライラしてくる人が出てくるかも知れません。
少なくともテレビ会議がある時間帯だけは、そのような環境を作れるようにしましょう。