2015年の段階でUSB Type-Cの一部機種には採用されましたが、普及はほとんど進まなかったと言えます。
これが2016年になってようやく普及し始める兆候が見えてきました。
特に、2016年6月に行われたComputexでは、USB Type-Cはミドルレンジからハイエンド機種での採用が増えています。2016年後半に販売される新モデルの多くが、USB Type-Cに対応することになるでしょう。
これに加えて、ハイエンドモデルではThuderbolt 3に対応する場合もあり、さらなる高付加価値を出そうとしています。
これによってパソコンの利用方法の幅がさらに広がりそうです。
常に持ち運んだりして使う製品は、超薄型のノートパソコンもしくは2-in-1のタブレットが基本的なデザインになります。
この上で、USB Type-Cケーブル1本で充電や各種周辺機器の接続が可能になります。
さらにThuderbolt 3に対応していれば、外部GPUを接続した高負荷のゲームも快適に遊べるようになります。
Thuderbolt 3で外部GPUが利用出来るようになると、ゲームだけではなくディープラーニングの様な用途でもローカールで計算に使えるでしょう。また、動画編集と行ったクリエイティブ用途にも利用出来るようになるでしょう。
また、ケーブル1本で利用出来るディスプレイも順次登場するようです。
出張先のホテルでデュアルディスプレイで使うといった事も、今まで以上に手軽に出来るようになりそうです。