ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

約41万円のMacBook Proを買ってみた

Macを買い替えたくなったが、なかなか買うタイミングがなかった。2018年7月に発表されたモデルなら買っても良い状況になったみたいなので買ってみた。

今までは2012年に発売されたMacBook Pro 15インチモデルを使っていた。

重量はともかく底面積がそこそこあるので、持って歩くのが面倒くさい、例えば飛行機の中、通勤電車などの出先で使うのに、でかすぎて邪魔などの理由であまり持ち歩かなかった。

今回選んだのは普段使いのメインマシンとして性能に不満がなく、持ち運んでも性能に不足のない物という選択基準。
今回は持ち歩くのに邪魔にならないし、eGPUで拡張出来る、ストレージが大きい物ということでMacBook Pro 13インチモデルをカスタマイズして選んだところ、407,800円になった。

f:id:AllAboutKamikura:20180807211828p:plain

カスタマイズ要素で一番高いのが2TBのストレージオプション。512GBから2TBにするのに132,000円。512GBから1TBなら44,000円な事と比較すればいかに高いかがわかる。

それでも2TBを選んだのは、普段使いのPCで個人的に一番困っているのがストレージ容量。現状は常に容量をどう開けるかが悩みだが、1TBにするよりも約9万円追加で払ってでもそんなことを考えたくないから。

ということで、注文後1週間程度で上海から届いた。

今回までの費用

MacBook Pro 本体 407,800円

つづき

allaboutkamikura.hateblo.jp

YouTube 2017年末からの収益化基準変更後の状況 2018年7月上旬現在まとめ

2017年12月頃にYouTubeの収益化基準がより厳しくなりました。

従来は累計1万回の再生回数があれば収益化の審査を申請でき、けっこうな確率でその審査に通っていました。

f:id:AllAboutKamikura:20180705224347j:plain

2017年12月頃から従来の基準での審査が一次停止しました。

2018年1月16日に発表された新基準は1年間の累計再生時間が4,000時間以上、チャンネル登録者数1,000人以上という物です。

実際にこの基準での審査が本格化したのが、この新基準が発表されてから数ヶ月経ってからです。早いユーザーは4月頃には審査が終わっていたようですが、多くのユーザーは基準が発表されてから数ヶ月待っていることになりました。

f:id:AllAboutKamikura:20180705224405j:plain

この審査が遅いことに対して5月1日に6月末までに審査が終わらせるということが発表されました。

実際に6月末の6月29日になると、2018年6月1日以前の審査は終わっている事が発表されました。

6月1日以前に申請した方のパターン

収益化の審査に通った方

そのまま動画を収益化出来る。

収益化審査に通らなかった方

30日後にチャンネルを修正した後、再申請可能。

今回の審査で判断が出来なかった方

f:id:AllAboutKamikura:20180705224423j:plain

新しく出てきた審査プロセスのようです。審査の結果、収益化出来るとも出来無いとも判断できなかったため、今後のチャンネル運営状況を見て決めるというようなパターンのようです。

YouTubeの規約やポリシー上、グレーゾーンと判断されるようなチャンネルになっていることが予想されます。

それでも何の連絡も無い場合

6月1日以前に申請し、7月上旬になっても収益化申請状態が変わらない場合、返事が遅れているだけの場合があります。7月2週目になっても届かない場合はなんらかのトラブルの場合も考えられます。

6月1日以降に申請した場合

7月上旬現在は審査に1ヶ月程度かかるようです。

図解だからわかりやすい映像編集の教科書 (玄光社MOOK)

図解だからわかりやすい映像編集の教科書 (玄光社MOOK)

 
仕事に使える動画術 成功例に学ぶYouTube活用とオリジナル動画作成法

仕事に使える動画術 成功例に学ぶYouTube活用とオリジナル動画作成法

 

 

 

中国でQRコード決済が流行っているから日本でもというのはどうなのか

f:id:AllAboutKamikura:20180702073334j:plain

中国ではQRコード決済のWeChat PayやAlipay(以下、中国のQRコード決済)がかなり普及していて、ほぼ全ての店などで利用可能な状況です。実際に現地を見ても利用している方はかなり多く普及率は高いと言えます。

この普及率の高さにはいくつか理由があるようです。

中国ではクレジットカードや非接触電子マネーが基本的に無い

中国のちょっとしたお店で買い物する際、VISA、Master、American Expressなどのクレジットカードが利用出来できません。外国人が利用するようなホテル、高級店、お土産店などでは利用出来るようですが、そうではない一般のお店ではほぼ利用出来ないと思った方が良いでしょう。

利用出来るのは銀聯カードユニオンペイ)くらい。それも、他の世界的カードブランドのクレジットカードの利用状況と比較すると、中国以外での銀聯カードの利用可能状況は高くはありません。

偽札が多い

偽札が多く現金の信用度が低いらしい。よく知らないけど多分そうなんでしょう。

QRコード決済の導入コストが低い

日本で電子マネー決済を導入するには、どこかの業者と契約した上で、既存のレジシステムを更新し、電子マネーリーダーを導入するなど導入コストが高いです。

一方で中国のQRコード決済に対応するには、既に使っているサービスから自分のQRコードを勝手に印刷し、売り場に貼り付けておくだけ。日本なら10円くらいのコストで対応可能です。

手数料が安い

クレジットカードの手数料は導入した店の業種などにより異なり、決済金額の2から5%程度と言われています。1,000円の商品をお客がクレジットカード払いで購入した場合、お店が50円程度をカード会社に手数料として支払います。

この場合、お店が実際に受け取る金額は950円になります。

中国のQRコード決済は1,000円分支払えば、お店には1,000円分受け取れます。

つまり決済による手数料がありません。

手数料が安いから個人間の決済にも使える

個人間の決済にも利用可能なので、ちょっとしたお金のやりとりはこれを使う事になるようです。

サービス提供事業者はどうやって儲ける

サービス提供事業者は、銀行などへの振り込み時に手数料を取ります。さらに決済に関するデータを取得しているので、そこからも今後の利益につなげるのでしょうし、他のサービスにも展開していくことが予想できます。

まとめ

そもそも中国ではクレジットカード、各種電子マネーの普及率が低く、元々現金の信用度が低い中で、WeChatなどの、元々ユーザーベースの多いサービスに追加された決済手段スマートフォンの普及とともに現れた。

実際に使ってみると、お店にとってもユーザーにとっても利便性の高い物だったため、中国の独自のQRコード決済手段が一気に普及した。

このような流れで普及していきました。

これを日本に当てはめると、既にクレジットカード、デビットカード、各種電子マネーが普及しており、現金自体の信用度も高い。WeChatのように誰もが使うサービスはLINEなど一部にあるが、利用したがらない人もいる。

日本でも使えるLINE Payなどは一部で使われている物の、全く知らない人もいるような状況。

そんな中で、WeChat PayやAlipayの日本版を目指して各社が参入しようとしている。

日本でのQRコードによる決済手段は普及するのでしょうか。

フィンテック (日経文庫)

フィンテック (日経文庫)

 

 

Googleアカウントの容量をオーバーしたらメールはいつまで受信できる

Googleアカウントは無料で15GBまでの容量が提供されています。

この容量内で、Gmailで送受信するメールの内容、Googleフォトに保存する写真を保存出来ますが、この容量を超えた場合どうなるでしょうか。

2018年1月中旬に16.06GBの容量にし無料の15GBから107%にした状態で放置してみました。

すると、しばらくメールの送受信などは可能でしたが、実際に送受信が出来なくなったのは約3ヶ月後の4月中旬でした。

つまり、容量をオーバーしてもその時点でメールが受けれなくなるわけでは無いということです。

f:id:AllAboutKamikura:20180629105506j:plain

容量オーバーが確認できるのはパソコンのWebブラウザGmailを開いた場合や、Google Driveの容量確認画面のみです。

3ヶ月の猶予があるとは言え、スマートフォンだけでメールを利用していると、容量オーバーになっている事に気づきづらいので、定期的に容量は確認した方が良いでしょう。

この3ヶ月の猶予も、その後の容量の状態によっては短くなるかも知れません。

f:id:AllAboutKamikura:20180629105528j:plain

追加容量を買う場合はiOSの各種アプリでは、容量オーバーにならないとその画面が出てきません。その料金もApple経由になるので割高になります。

Googleドライブの容量を増やす場合、Webサイトに直接アクセスしてクレジットカード決済などを利用した方がお得です。