ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

新型コロナウイルスと未知のマルウェア対策の共通性

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マカフィー新型コロナウイルス(COVID-19)と未知のマルウェアの類似性や、セキュリティ対策の重要性に関して紹介していた。

未知のマルウェアは常に発見されているが、多くの場合は数日以内にアンチウイルス定義ファイルが提供されるので、大きな問題にはなっていない。

新型コロナウイルスは、特効薬もワクチンも無いし、医療体制の問題などもあり、解決には時間がかかっている。

一方で、セキュリティ関連では解決策はすぐに用意されることがほとんどで、大きな問題になる事は無いが、数年に一度くらい大きなセキュリティ問題が発生している。

セキュリティ関連で大きな問題になる、ほとんどの要因は事前の準備不足などだ。

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現在のほとんどのマルウェアは何かの亜種などで、検出も対策もすぐに出来る事がほとんど。

事前にOSの基本的なセキュリティ機能、マルウェアの対策ソフト等を用意していれば、未知のマルウェアは既知のマルウェアになっている事がほとんどで問題にはならない。

仮に未知のマルウェアに感染してしまっても問題ないように、データのバックアップ、BCP対策などの事前準備をしていれば被害は最小限に抑えることは出来る。

現状の新型コロナウイルスの場合、対策自体どうしたら良いかの知見がなく、医療機器や医療体制なども不足しているなど、事前の準備は結果的には不足していたと言える。

その後の動きについては今後の総括が必要だろうが、なんとか被害を押さえる事が出ている状態で、日々の対策としてはなんとかなっているようだ。

セキュリティも日々の監視体制は重要で、仮に被害にあった場合でも、その後の体制をしっかりしていれば、それ以上の被害は防げる。その時の経験から体制を強化するようになるだろう。