ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

Apple Watch Series 7の前面ガラスの仕様が発売直前になってもわからなかった問題

f:id:AllAboutKamikura:20211008064210j:plain

壊れた初代Apple Watch

こんにちは。元初代Apple Watchユーザーです。

TAPTICは通知がわかりやすくて便利、時間がすぐにわかって便利だった初代Apple Watchでしたが、壊れてからどのスマートウォッチも使わず取り立てて不便さを感じていません。
他社製品も含めて、そろそろスマートウォッチの新規購入時かななんて思ってます。

そんな中で。2021年秋に販売されるApple Watch Series 7ですが、バッテリー駆動が大幅に伸びることはこれから数年は無さそうなので、バッテリー以外の要素で買うとして、気になるのは大幅に強化されたという前面クリスタルです。

f:id:AllAboutKamikura:20211008064706p:plain

要するに前面ガラスが大幅に強化されたということのようですが、iPhoneユーザーとしては毎年強化されている割にすぐに傷だらけになることは知っているので、Apple Watchも過度な期待はしていません。
そもそも前面クリスタルはどのモデルで採用されているのでしょうか。

f:id:AllAboutKamikura:20211008064900p:plain

Series 6まではクリスタルガラスを使っているのは高価なモデルのみ

Series 6までの仕様を熟知している方にはおなじみですが、サファイアクリスタルを採用しているのはアルミニウムモデル以外の高価なモデルに限られます。

それ以外はIon-Xガラスというのを採用しており、多くのユーザーは強化された前面クリスタルの恩恵を受けないのではないでしょうか。

Apple Watch Series 7の丈夫な前面クリスタルはどのモデルで対応しているのか

f:id:AllAboutKamikura:20211009165353p:plain

Series 7も前面Crystalはアルミ以外のみ

発売日の10月8日、午後9時に詳細の仕様が開示されました。

従来同様、アルミニウムモデルにはIon-X前面ガラスが採用されています。

Ion-Xガラスというのはアルミノケイ酸ガラスのことで、コーニングのGorilla Glass、AGCのDragontrailなど、一般的なスマートフォンの画面に使われているガラスのこと。

サファイヤクリスタルガラスは高級時計に使われているのと同じガラスで、コストも高い。

Apple Watch Series 7でクリスタルガラスの強度をアピールしていたのに、一部のモデルにしか採用されていないというガッカリは、従来と変わらずでした。