埼玉県知事選挙が2015年8月9日に投開票され、この記事執筆時点では投票率は出ていませんが、前回と同等の低投票率になりそうな予想でしたが、実際にそうなりました。
前回は24.89%でしたが、今回は26.63%で若干前回を上回りました。正式な数値については下のリンクを見てください。
よく投票率の対策にいろいろなことをやっていますが、結局の所、興味ない人は行かないわけで、なにをやってもたかがしれてますね。
一番いいのは、投票に行かなかったら直接自分が損をするということになればいいわけです。
投票しないで、民意が反映されないというだけでも損をしているのですが、投票をしなければ税金が高くなるという金銭的な被害を与えるのが一番いいんじゃないかと思います。
金額は選挙にかかる費用の実費くらいで、それなりに負担を感じるくらいがいいんじゃないかと思います。
有権者1人あたりの費用はよくわかりませんが、少なくとも数百円はかかるでしょうから、負担が気になるだろう1,000円くらいを徴収すれば良いかと思います。
今回の埼玉県知事選挙だと有権者数600万人に対して、無投票が450万人くらいなので、これを地方税に上乗せすれば、45億円の増収になります。
これによって、選挙が有料みたいになるとおかしな事になりそうなので、選挙に行った人に減税とか、うまいこと運用すれば文句言われないのではないかと思ってます。
多分、こんな制度が実際に出来たとしても、投票に行かないような人は、そんなことになっていることすら気づかないでしょうから、しばらくすると投票率対策にはならなくなるでしょう。