2016年以降に使われるようになる技術にUSB 3.1 Type-C等がありますが、パソコン等と周辺機器の接続ではWiGigというのがあります。
WiGigというのは簡単に言えばWi-Fiのように無線でデータ通信をする仕組みで、主にパソコン本体と周辺機器を無線接続できるようになる規格です。
Wi-FiはLANを無線化する物で、Bluetoothは小型周辺機器を接続するものですが、WiGigの場合は、ディスプレイ等を含めて様々なパソコン用周辺機器を無線接続できるようになります。
それにいち早く対応するのがHP Elite x2 1012 G1となります。
今回はキーボードがついた普通のノートパソコンを選ぶ企画ですが、一応キーボードカバーがついているので普通のノートパソコンと同等としてしまいます。
現時点で充電はケーブルが必要になりますが、WiGigに対応していれば電源以外は完全にケーブルレスになります。
ディスプレイや、外付けUSBハードディスク等は周辺機器として発売されるワイヤレスドッキングに接続しておけば、部屋に帰ってきたらケーブル接続する必要も無く各種周辺機器を使えるようになります。
USB Type-Cに対応し、電源供給はここから出来るのもポイントの1つです。
発売が2016年2月末で、2016年春に買う製品となってしまいそうですが、機能的には非常に興味深い製品となります。
キーボードが日本語仕様だけなので、アメリカでどうにかして周辺機器としてキーボードが買えれば個人的には最高となります。
WUXGA+でそこそこ高解像度、ペン入力対応というのも新世代感があります。
価格は10万円程度からなので、値頃感もあります。
購入タイミングとしては遅れますが、2016年以降に主流になるかもしれないWiGig搭載機を選ぶならこれになるでしょう。