ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

YouTube Musicが音楽ファイルのアップロードに対応

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YouTube Musicが音楽ファイルのアップロードに対応した事を2020年2月20日(日本時間)に公表されました。

Upload your music - YouTube Music Help

パソコンのWebブラウザYouTube Musicの画面にファイルをドラッグアンドドロップするとアップロード出来ます。

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YouTube Musicアップロード画面

(2020年2月下旬に私の環境ではアップロードに対応しました)

Google Play Musicにアップロードしたライブラリを移行する方法も今後提供されるようですが、現在は独立したサービスになっています。

YouTube Music Premiumに入っていなくても、この機能を活用すればいろいろ使えるみたいです。

(おそらく将来サービスが終了する)Google Play Musicに関する情報も特に公開されていません。

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5G対応スマートフォンの8K動画対応を考える

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現在8Kはほぼプロ向けカメラだが、5Gのスマートフォンでは8K撮影が可能に

2020年になって発表された5G対応スマートフォンで特徴的なカメラ機能は、8K動画の撮影対応です。

シャープのAQUOS R5Gもその1つで、8K動画のビットレートはHEVCで70Mbps程度(正確には73Mbpsだったかなんか)のようだ。

現行のHEVCの4K動画が1分で200MBだった場合、単純計算4倍で、800MBになって、1分強の動画を撮影したら1GBという世界だ。

ASUOD R5Gの場合、8K撮影はワイドカメラで対応するので、ワイドで撮影した後に、「8Kフォーカス再生」などの機能で、人物だけを自動アップにするような機能を使い、8Kに対応してない環境でも8Kの恩恵を受けられるような仕組みも使えるようになっている。

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AQUOS R5Gでの8K撮影

シャープによると、このような機能を活用して8K動画からフルHD動画を出力して、共有出来るようにするようだ。

当面8Kモニターは一部の環境でしか普及しないので、単に8Kで撮影し、それをそのまま再生出来るようにしても恩恵を受けられる人がほとんどいない。

そんな状況もあり、8Kで撮影した素材をうまく生かし、その後の加工も含めて撮影から加工、その後の共有などを楽しめる仕組みをいれるようだ。

オンラインで共有する事になる動画のサイズは問題なさそうだが、元動画のサイズ自体が大きくなりすぎるのが気になる。

AQUOS R5Gの場合、ストレージは256GBあり、仮に、200GBを写真や動画に使ったとしても、3時間分くらいの8K動画を入れたらそれだけで200GBに近くなってしまう。

もちろん、このデータをどうやってバックアップするのか、クラウドにどう転送するのかという問題も出てきそうだ。

5G環境やWi-Fiからアップロードすればいいのだろうが、クラウド側の容量はもちろん、通信容量も気になるところ。

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ラスベガスのトンネル工事でCES 2021から便利になるのか

ラスベガスのコンベンションセンターの地下にトンネルを掘って、移動の問題を解消させようとする工事が行われているようです。

2020年2月14日にトンネルの1つが開通し、2021年1月からこのトンネルが使えるようになるそうです。

ということは、2021年1月に行われるCES 2021から便利になるような感じがありますが、どのくらい便利になるのでしょうか。

まずはどのようなルートでトンネルが掘られているのでしょうか。

https://press.lvcva.com/News-Releases/lvcva-and-elon-musk-s-the-boring-company-collaborating-for-future-of-transportation-in-las-vegas/s/ef4db4ea-f604-4028-be6d-feb1017376df によると、西側にあった従来は駐車場(Gold Lot)だったスペースに新しいホールが作られますが、サウスホールの一番端からセントラルやノースホール、新しいホールに移動するには便利そうなルートで、トンネル工事が行われているようです。

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Las Vegas Loopのプラン

上がプランで、今回の工事では下のルートになっているようです。

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Las Vegas Loop 2021年版

現在のCESはLVCC(ラスベガスコンベンションセンター)に収まらないので、ストリップ周辺のホテルのホールなども使って行われています。参加者にとって、LVCCからThe Venetian、Sans Expoなどへの移動に苦労しています。

そもそも宿泊しているホテルからLVCCへの移動もかなり苦労します。

その辺がどうなるのかが気になるところです。

今回の工事では、このようなLVCCから直接ストリップ等の中心街への移動が簡単になるわけでは無さそうです。そのかわり、ストリップの真ん中を走るLas Vegas Blvdには行きやすくなるので、ストリップを走るバスなどでの移動は簡単になるかも知れません。

新ホールのオープンで、ストリップ周辺のホテルで行われていた展示やイベント等がどうなるのか気になるところですが、2021年時点ではそれほど便利にはならない可能性が高いです。

ストリップなどのホテルからLVCCへの移動が便利になるのは、さらに先の話のようです。

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Las Vegas Loop 拡張予定

将来はダウンタウンからストリップを通り空港までも繋ぐ計画もあるので、これが順調にいけば、何年か後には移動の問題もかなり解消されるのかも知れません。

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IT企業がアメリカで開催する開発者向けカンファレンス 基本的な旅知識編

アメリカで開催される開発者向けカンファレンスに参加するには、普通にアメリカへの海外旅行を個人でする必要があります。

アメリカへの海外旅行に最低限必要になるのが、パスポートとESTAの事前登録、クレジットカードです。

クレジットカードはお金を一切使わない、現地でホテルに泊まらないで野宿するとかだったら無くてもいいですが、ホテルでのデポジットとしても使うので実質必須です。(ないと宿泊させないホテルもあります)

パスポートもクレジットカードも新規作成は数週間かかるので、出発の1ヶ月前には用意しておきましょう。

パスポートは持っている場合でも有効期限に注意しましょう。アメリカの場合、入国時に有効期限が3ヶ月以上残っている必要があり、無い場合は現地についても入国審査で追い返される場合があります。そもそも、出発できない可能性もあります。

さらに、ESTAという事前に入国審査をするようなシステムに登録する必要があります。

最低限必要なことはこれだけです。

アメリカに行く際に最低限事前準備しておくこと

有効期限が3ヶ月以上あるパスポート

ESTAの事前登録

クレジットカード

最低限準備しておくこと補足

パスポートの取得は戸籍謄本が必要になるので、本籍と離れたところに住んでいる場合、発行に時間がかかります。余裕を持って発行しましょう。

ESTAはdhs.orgが行っているのが本物で、ネットで調べると割高な代行業者もたくさんあるので注意しましょう。

クレジットカードはVISAかMasterが確実。American Expressも基本的に問題なくて、JCBアメリカではDiscoverマークがあれば使えます。

磁気だけでなくICカードだと確実で、コンタクトレス機能がついているのが便利です。MasterかAmexは日本のiPhoneApple Payに登録できて、アメリカでもそのまま使えます。

アメリカでの現金

アメリカはチップ文化がありますが、このような短期間の旅行では基本的に現金でのチップは不要です。

ホテルのピローチップも不要としている人も多いので、払わなくても払っても大して変わりません。

現金でのチップの出番があるかもしれないのは、ホテルや移動の車等で荷物を預かってもらったときとかでしょうか。

各種支払いはクレジットカードでできるし、レストランではクレジットカード支払い時に15%程度のチップを加えて払えます。

もしもどうしても不安で用意しておきたいなら、チップ用として1ドル札10枚、5ドル札2枚くらいで指定した合計20ドルを日本の空港で両替しておくといいと思います。

100ドル札は一般の商店では嫌われます。どうしても現地での支払いように高額現金を用意しておきたいなら、20ドル札で用意しておく方が使い勝手が良いです。

それよりもクレジットカードを複数枚準備して、普段使う財布とは別にして保存しておいた方が、もしもカードが止められたり財布無くしたときに焦らないでよいです。

最近の銀行のデビットカードは海外でお金下ろす機能に対応している物もあります。そんなカードを持っていれば、どうしても現金が必要になったときはそれで現地のATMで直接お金を下ろせば良いです。

アメリカでの通信事情

アメリカの携帯電話キャリアは、AT&TとVerizonが電波事情も含めて2強で、次いでT-Mobile、Sprintと続きます。電波事情はAT&TとVerizonが現地で最強ですが、それでも地下や奥まったところ、山の中などは日本と比べてかなり悪いです。それよりも悪いのがT-Mobileでさらに悪いのがSprintです。

MVNOも沢山ありますが、もしも現地でプリペイド契約をするならT-Mobileが一番簡単です。その次にAT&Tです。

最近は空港でプリペイドSIMカードが販売されるようになりましたが、街中の携帯電話屋さんで買うのが確実です。一番有名な電器屋のBestBuyでも買えますが、T-MobileAT&Tのお店で買うと確実です。ネットでも買えるしGoogle Fiというのもあります。

もちろん、この辺のSIMカードを使うにはunlocked(SIMフリーは日本語です)なスマートフォンが必要です。

ホテル

現地ではホテルに宿泊するのが基本になると思いますが、AirBnBなども普通に使えます。

ホテルではチェックイン時にクレジットカードをデポジットとして登録しますので、持って行くのを忘れたりすると最悪泊まれないかも知れません。

空港からホテルの移動も自力で何とかしなければいけないので、頑張って何とかしてください。

日本では当たり前にある歯ブラシとかは基本的にないです。シャンプーとかタオルはありますが、バスタブがなかったり、日本の常識が通じないところがあるので注意しましょう。

おいてる水が有料のこともあります。

その他もろもろ

レストランでお酒頼むときはパスポートを持って行きましょう。若めに見えるアジア人は大抵年齢確認されます。

お店でお酒を買うときも身分証明書を持って行きましょう。現地では車の免許証にバーコードがついていてそれで処理していますが、日本人はそれが使えないので、現地で頑張ってください。

お店でクレジットカード使うときも身分証明書を要求されることがあります。

お店を出るときにレシートの確認をする事もあります。

お店ではミネラルウォーターではない水道水が普通に売ってます。DasaniとかAquafinaは水道水です。

レストランでは量は多めに出てくるのが普通です。残した物を持ち帰るのも普通で食べ残したラーメンを持ち帰ってる人も多いです。例えば夜食べに行って、残ったのを持って帰って、朝食べるみたいなのもよくあります。

アメリカは日本といろいろ違います。

もしも現金を用意して結局使わなかったし、今後も使わない場合、帰りの空港の売店で現金で足りない分をクレジットカードで払うと現金がなくなります。

サンフランシスコで有名なチョコレートはGhirardelliです。See'sはロサンゼルス。GODIVAアメリカ製のが売ってます。

B01 地球の歩き方 アメリカ 2019~2020

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